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オリジナル絵本「とやまたぬきのちょうちん」・草加駅前一番どおり商店会作成

2012.6.12(草加市)
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 草加駅東口の草加駅前一番どおり商店会(長谷部健一会長)は、商店会のイメージキャラクター「たぬき」にちなみ、草加宿の歴史を昔話風に描いたオリジナル絵本「とやまたぬきのちょうちん」を400部作成した。今月中にも地元の草加小学校はじめ市内保育園、幼稚園、歴史民俗資料館に寄贈する。
 同商店会のある住吉地区一帯は、江戸時代から外山(とやま)と呼ばれ、草加宿開宿に貢献した打出大川家の屋敷があり、外庭は小高い藪に囲まれたぬきが棲みついていたと言い伝えられる場所。商店会では、たぬきのイメージキャラクターで商店会や地域を盛り上げようと、たぬきのイラストが入ったフラッグを通りに掲げたり、たぬきせんべい製作販売、たぬきモニュメント設置、2006年からは「こどもたぬき絵コンクール」も開催している。
 こうした取り組みは、昨年度の埼玉県商店街補助事業「夢チャレンジ事業」に採択され、絵本づくりもその一環で企画された。絵本の原作は、草加ペンクラブ市内在住の童話作家の栗原直子さん(日本児童文学者協会、草加ペンクラブ所属)が創作執筆し、物語に合わせて昨年度の「第6回こどもたぬき絵コンクール」入賞の草加小学校の児童グループが絵を描いた。
 物語は、外山に棲みついていた、たぬき親子が主人公。お父さんたぬきは、イタズラ好きで夜になると提灯に化けて通る人を迷わせては喜んでいた。ある日、子たぬきが病気になり、提灯に化けて往診帰りの医者を連れて帰り、小さい男の子に化けた子たぬきを診てもらう。医者はたぬきの仕業かもと思いながらも、食べ過ぎと診断して薬草を食べさせ、お腹を冷やさないように腹巻をさせるように言った。それからは、お父さんたぬきは感謝の気持ちか、夜道に迷っている人がいると、どこからともなく提灯があらわれ道案内をしてくれるという噂が広まったというお話。
 長谷部会長(61)は「商店会のたぬき通りと歴史散策路のアイドルとしてたぬきをアピールし、商店会のにぎわいづくり、子どもたちのふるさとづくりにつなげたい」と話している。

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