ニュース

抜き打ちで訓練・市職員が地震災害に備えて

2012.5.28(草加市)
ニュース写真
 近いうちに起こると予測されている東京湾北部地震(首都直下型地震)に備えて、草加市役所で22日、市職員を対象とした防災図上訓練が実施された。地震発生時に市職員があらかじめ定められた手順に従って行動できるかを把握するために、毎年行われているもの。例年は数日前に実施日時を通知していたが、いつ起こるか分からない災害にも速やかに行動できるかを検証するため、今年は事前通告なしに抜き打ちで実施された。
 訓練には、草加市災害対策本部付けの職員のほか、各部局長をはじめそれぞれ本部からの指示に対応する職員など、約120人が参加した。当日は、午後5時に災害対策本部長である田中和明市長が庁内放送を行い、業務終了後に図上訓練を行う旨を職員に通知、午後5時15分には消防、水道部、市立病院などの庁舎外の機関を含めた全対象職員が市役所西棟5階の会議室に集合した。岩戸博明危機管理監から、今回の訓練における被害想定の説明があった後、各自持ち場に付き訓練を開始した。
 訓練は、各部局の職員が本部からの指示を検討し対応報告を行う一方、本部内では各部局からもたらされた報告や被害情報を精査し新たな指示を出すなど、午後7時の訓練終了までの間、常に緊迫した雰囲気の中で行われた。午後7時10分から事後研究会も開かれ、訓練に参加した全職員が再度会議室に集合し、各部局の訓練評価員による講評や田中市長からの訓示が行われた。
 田中市長は、職員に対し「近いうちに必ず地震は来る。評価員から出された講評を各自検討し、常に危機管理意識を持ちながら職務に精励していってほしい」と訓示した。

>戻る