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「あすへの一歩」を熱唱・「一歩会」が春・さくらコンで

2012.4.10(草加市)
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 「東日本大震災から1年、元気と勇気をハーモニーにのせて」をテーマにしたマリンバ奏者・竹花真弓さんの「春・さくらコンサート」が3月31日、草加市立中央公民館で開催された。コンサートには大震災や原発事故で福島県などから避難してきた避難者らで結成した「一歩会」(新妻敏夫会長、会員18人)が招待され、今年1月に作られた同会の歌「あすへの一歩」を歌った。
 コンサートは2部構成。第1部は、竹花さんの友人でウクライナ出身のコロラトゥーラ・ソプラノ歌手として有名なオクサーナ・ステパニュックさん。オクサーナさんはウクライナの名誉アーティストであり、コロラトゥーラ・ソプラノというソプラノよりもさらに高音の声を持つ。「春の水」、「アヴェ・マリア」、コロラトゥーラ・ソプラノの魅力を発揮した「ウィーンの森の物語」などを歌いあげた。会場の熱いアンコールの声に、ローマ法王の前で披露した「アヴェ・マリア」を再び心を込め披露した。
 2部は竹花真弓とマリンバ・ヴァーツによる「さくらさくら」、「花」、「リベルタンゴ」など、情感に満ちたり、リズミカルであったり、情熱的であったりする演奏が繰り広げられた。会場のアンコールに「コーヒールンバ」と「負けないで」の演奏で応えた。
 1部と2部の後、「未来につなぐ心の絆」として、一歩会の会員が舞台に上がった。竹花真弓とマリンバ・ヴァーツの演奏にオクサーナさんも加わり、観客もプログラムに印刷された歌詞を見ながら、会員と会場が一体となって「あすへの一歩」を歌いあげた。
 新妻会長は「昨年も桜は咲いたかもしれないが、正直、楽しむことが出来なかった。
今年は埼玉や福島の桜を楽しみたい」と語った。
 竹花さんは「少しでも役に立つことが出来ればと、音楽を通じ復興支援活動を続けている。一歩会の歌が出来たと聞き、一人でも多くの人に聞いていただければと思っていた。実現できてうれしい」と話した。

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