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綾瀬川右岸を水辺再生・ビオトープや遊歩道を整備

2011.12.19(草加市)
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 埼玉県の「水辺再生100プラン」事業として、2009年8月から地元自治会や環境団体、近隣小中学校を交え検討会を重ね、自然環境が学べるビオトープの整備や遊歩道化などが行われていた、草加市新栄町の新栄団地そばの綾瀬川右岸(川口市境〜県道越谷・鳩ヶ谷線下の一の橋放水路間約670b)の工事が完了した。
 11月25日には、関係者が出席し完成披露式典が開催され、新栄小学校4年生児童の合唱、県総合治水事務所、田中和明草加市長らのあいさつのあと、県と市、新栄団地自治会(杉野正会長)、新栄小学校・新栄中学校、財団法人埼玉県生態系保護協会南埼葛支部(加納正行支部長)の6者により、今後の維持管理について覚書を交わした。ビオトープやベンチなどの点検、清掃などは地元自治会や環境団体が中心となって行う。小中学校では今後、環境学習の成果などを遊歩道上に今回設置された掲示板に張り出し、自然保護の啓発などしていく。
 今回整備された新栄団地そばの綾瀬川沿いは、四季を通じて野鳥が飛来し昆虫類も多く見られる自然豊かな場所で、春には桜並木が満開となり花見でもにぎわう。今回、自然環境が学べる空間として堤防下に湿地や池のスペース約617平方bを自然そのままに整備し、「あやせ新栄ビオトープ」と名付けた。生態系保護協会が写真を提供し、看板も設置された。堤防をはさんで反対側には近くの小中学校が環境学習で利用している既存のトンボ池や41種類の樹木が植えられたバードサンクチュアリ「鳥と友だち広場」があり、これらと一体化した空間となった。
 堤防上は、地域住民の快適な散策路となるよう遊歩道整備。約30bおきにベンチやアプローチライトを設置、一の橋たもとに休憩施設として、あずまやを設置。橋の下は、くぐり抜けられるようにウッドデッキと石段でつないだ。清門町や長栄町方面に県道越谷鳩ヶ谷線を横断せずに行ける様になった。
 市建設管理課では「自然観察やウオーキングによる健康づくりなど、豊かな自然に囲まれた地元の憩いの場になった。気軽に休めるベンチやあずまやも出来たので利用してほしい」とPRしている。
 草加市内の同プランでの整備は、古綾瀬川沿い・八幡町地区(遊歩道・桜ふれあい小路整備ほか、昨年11月完成)、葛西用水沿い・青柳地区(護岸・人道橋整備など、昨年4月完了。12〜15年度の継続整備分も県に申請中)に次いで3か所目。

 
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