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願いを込めて「吊りびな」・来年の桃の節句で展示

2011.11.28(草加市)
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 来年2月からのひな人形展に展示するため、草加市立歴史民俗資料館で18日、「ミニ吊りひな制作講習会」が行われ、市内の主婦や高齢者ら24人が参加した。9月から6回コースで開催され、この日が最終日となりオリジナルの吊りひながそれぞれ出来上がった。
 同資料館では桃の節句に合わせ、2009年から静岡県稲取市の「吊るし飾り」、10年は山形県酒田市の「傘福吊るしひな」、今年は福岡県柳川市の「さげもん」と日本三大吊るしひなを3年間飾ってきた。毎年、講習会で作った市民の作品を展示している。来年は草加オリジナル吊るしひなを飾ろうと企画、毎回人気の講習会のため今回116人もの応募が殺到した。
 同市北谷町在住の作家、仁平佳子さんの指導で、縮緬や古布などを使って、ミニサイズの縁起物を手縫いした。宝袋や桃、鞠、フクロウ、ウサギ、羽子板などの色彩豊かな縁起物6、7個を1本の糸でつなぎ吊るし飾りとなった。草加松原にちなみ、緑豊かなマツを模した飾りも今回取り入れた。吊るしひなは、各地方で伝わっているが、子どもの健やかな成長や無病息災などの願いがそれぞれの飾りに込められている。参加者は「来年のひなまつりに飾るのが楽しみ」「飾りひとつひとつに意味があって面白い」など感想を話していた。
 歴史民俗資料館では来年2月1日から3月7日まで、「ひな人形、吊りひなと源氏物語貝あわせ展」を開催、今回の参加作品や仁平さんがマツやキク、枝豆、せんべい、芭蕉人形などの飾りで「草加吊りひな」を制作、展示される予定。

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