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草加宿本陣跡の石碑建立へ・市民団体が寄付募る

2011.10.3(草加市)
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 まちの歴史遺産を守り伝えて観光名所にしようと、草加市のまちづくり市民団体である「今様・草加宿」市民推進会議(岡野喜一郎会長)が、同市住吉2丁目の旧日光街道・草加宿本陣跡に石碑を建立しようと市民から寄付を募っている。
 草加宿は寛永7年(1630)に江戸を起点とした奥州道・日光街道の2番目の宿駅として成立。現在の草加駅東口の旧道沿い、中央、高砂、住吉地区。そのころ、すでに大川図書家が本陣を構えており、本陣を中心に草加宿が発展。参勤交代で仙台、会津、南部藩などの大名家や公家、旅人の休憩や宿泊で利用されおおいににぎわった。開宿初期から宝暦年間(1751〜1764)まで約130年、図書直系の打出大川家が本陣を経営。その後は清水家が本陣を受けつぎ、明治3年(1870)に廃止になるまで経営した。
 同市民推進会議では、江戸、明治期に3度の大火に見舞われ、現在は宿場の面影があまり残っていない街道沿いに「大川家本陣」「清水家本陣」の石碑2基の建立を企画。今年5月に草加宿本陣石碑建立特別委員会(三田矩夫委員長)を発足した。岡野喜一郎会長(80)は「草加の原点であり中心地である本陣跡の歴史をPRすることで、旧町地区にかつての活気を取り戻したい。多くの人が草加を訪れる呼び水にしたい」と期待を込める。
 同推進会議の活動により、7月には旧道沿いに江戸時代の商家を改装したお休み処「草加宿・神明庵」もオープンしている。推進会議では、歴史民俗資料館や草加宿・神明庵、東福寺、草加松原、札場河岸など歴史遺産を軸にした観光名所作りをねらいにしている。
 石碑は高さ1b20a、幅50aの白御影石を予定。石碑裏側には、寄付者全員の名前を刻む。1口1万円。石碑脇には、本陣の歴史を記した説明板も立てる。来春、除幕式を行う。
 <石碑建立の寄付申し込み・問い合わせ>本陣石碑建立特別委員会の三田さんTEL922・2563。

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