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心肺蘇生法を学ぶ・市立病院が健康教室

2011.7.12(草加市)
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 「親や周りの大人たちの手で、子どもたちを溺水や窒息、転落などの事故から守ろう」と草加市立病院(高元俊彦院長)で2日、こども健康教室が開催された。
 乳幼児を持つ親や子育てボランティアなど19人が教室に参加。はじめに小児科専門医の土屋史郎副院長がスライドを見せながら、子どもの事故の発生状況やその要因などを説明。風呂の浴槽に湯を残しておかないことや、ベランダなどにペットボトルの入ったごみ袋など踏み台となるようなものを置かないなど、ちょっとした親の気遣いで防げる対策を紹介。
 この後、土屋副院長と同院の小児科医2人が、2班に分かれた受講者に一方には乳児向けの人形を、もう一方の班には幼児向けの人形を使い、人工呼吸と心臓マッサージ、そしてAEDの装着から実施までの一連の心肺蘇生法を伝授した。心肺蘇生法では、分かりにくい心臓マッサージの間隔を簡単に覚えることができるよう、アンパンマンのテーマ曲を使い指導。軽やかなアンパンマンの曲に合わせて、受講者は心臓を圧迫する強さやリズムを繰り返し確認、AEDの装着場所や大人との違いを、講師となった医師に質問をしながら、万が一の事態に備え取り組んでいた。
 9か月になる祐翔(ゆうと)君を連れて参加した末吉修さん・由里子さん夫婦=瀬崎町在住=は「子どもがベッドから落ちそうになったことや、ごみを誤飲しそうになったこともあります。親が、子どもを守るためには、勇気と自信をもって対応しなければならないことを改めて感じました」と話していた。

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