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プロと市民合唱団共演・市民オペラ「カルメン」

2011.6.27(草加市)
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 草加市民オペラ2011・イーストパインコンサート「カルメン」(4幕日本語上演)が19日、草加市文化会館ホールで開催され、多くの市民らが訪れ、プロのソリストと市民合唱団が競演した舞台に酔いしれた。一般社団法人イースト ミュージック アソシエィション(辻本木の実代表理事)、草加オペラ協会主催、財団法人草加市文化協会共催、草加市、同市教委、東武よみうり新聞社などが後援した。
 「草加発の市民オペラを根付かせたい」と、かつて草加市や市教育委員会が主催した、草加パインコンサートで合唱やオペラを経験した市民や講師らが中心となって一般社団法人を立ち上げ、昨年からプロと競演する形のオペラ公演を企画。今回は、合唱だけでなく手づくりの衣装で、出演者となりセリフ付きの演技も加わりグレードアップ。コンサート運営には、市民ボランティア15人も協力した。
 3歳から75歳の市民70人が昨年10月から発声などの基礎練習、1月の日の本番を迎えた。19世紀初頭、舞台はスペインのセビリア。ジプシー娘のカルメンとタバコ工場の衛兵伍長ドン・ホセの悲劇の恋を描いた、ジョルジュ・ビゼー作曲の傑作オペラ。市民によるイーストパイン合唱団は、メーンのプロのソリストたちの歌声に歩調を合わせた合唱は会場の奥まで響きわたり、脇を固める演技は堂々とみな落ち着いた表情でこなしていた。
 会場に訪れた山ア雅子さん(15)=さいたま市在住=は「エスカーミリョ役の伊藤先生に東邦大学付属高校で声楽を指導していただいています。生のオペラの迫力はすごくて、涙があふれるほど。わたしもいつか、このような舞台に立って歌ってみたい。目標ができました」と感激していた。
 主催のイースト ミュージック アソシエイションの辻本木の実代表は「昨年の公演よりも今年は歌だけでなく演技もあったので、各パートとも大変でした。みなさんの涙ぐましい努力の結晶をすべて出し切り、大成功だと思います。来年の公演はさらに良いものにしていきたい」と張り切る。
 来年の第3弾コンサートは、ヨハン・シュトラウス2世作曲のオペレッタ「こうもり〜華麗なワルツとポルカで大団円〜」(6月17日、草加市文化会館ホール)を予定。今年10月から合唱団員を募集、来年1月から本格練習が始まる。

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