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歌で結ぼう地域の輪・商店街など被災者支援コン

2011.6.20(草加市)
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 東武伊勢崎線松原団地駅東口のパインアベニュー商店街(小野田英二会長、加盟60店舗)が11日、この日ちょうど3か月を迎えた東日本大震災の被災者への義援金を募るミュージックイベントをみどり幼稚園園庭で開催した。
 同商店街の同イベントは3回目となるが、目的、内容、出演者を含めどのようなものにするか検討した。「大震災への義援金活動に理解が得られ、地元町会やつばさの森、松伏の沢田農園、中越地震からの復興を図っている新潟県山古志村、様々なミュージシャンなどの幅広い協力が得られた。今日の売上、募金はすべて被災地に直接届ける」と小野田会長が開会のあいさつ。
 みどり幼稚園は趣旨に賛同し、園庭を解放した。同幼稚園に隣接するマルエツ松原店はイベントの来場者のためトイレと駐車場を解放。同商店街のある栄町中央町会(吉田勝美会長)は、けんちん汁で募金活動。同商店街加盟店は、ジーンズ、シャツ、シャンプー、せんべい、花などの商品を提供。地域一体となった募金活動となった。
 さらに、草加市内の授産施設つばさの森(宮田敏男所長)では、知的障害者が作る同市内の名菓「小松菜マフィン」300個を持って参加。松伏町の認定農家である沢田農園の沢田訓男さんは同商店街で定期的に農産物を販売している。松伏町は山古志村と農業などの交流を図っている。沢田さんの友人で草加に住む源田宣継さんは山古志の写真を散り続けている。源田さんは今年3月に同商店街のティールームジュンで山古志の写真展を開催した。この沢田さんと源田さんの関わりで、山古志村から採りたてのワラビ、フキ、エシャレットなどが提供された。
 ミュージックイベントには、オルケスタココローネ、ザ・グッド・タイムズ、マーチン古池とジャックローガンズ、JUNE1+2+3、ハーモニカソサエティの5組が参加。ポップス、歌謡曲、ラテン、フォークソング、自作の曲など様々なジャンルの音楽が演奏された。また、松戸市職員の芸名「佃川やく馬」(本名平川鉄雄さん)とドラマーであり三味線の名取であるワッシーさんも飛び入り参加。やく馬さんは大江戸玉すだれを披露。ワッシーさんは、ザ・グッド・タイムズなどとともに来場者と一体となって、「ウイ・アー・ザ・ワールド」を歌った。
 会場には、みどり幼稚園児の描いた被災者を励ます絵や被災者へのメッセージを書くボードも設置されていた。ボードには来場者や出演者などの励ましの言葉が寄せられていた。この絵とボードも被災地に届けられる。
 なお、この日のイベントでの売り上げと募金額は16万1567円となった。また、このイベントを事前に周知するため、同商店街では加盟店に有料広告を募集しチラシを作製した。この広告料8万1000円も義援金となるため、総額は24万2567円となった。

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