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クールビズに「ふささらシャツ」・伝統技法「注染」で製作

2011.6.20(草加市)
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 草加市と草加商工会議所(野崎友義会頭)が協働で、夏の節電対策で暑さを乗り切るクールビズ用のシャツとしてゆかた地に伝統技法・注染で染めたオリジナルデザインの「草加ふささらシャツ」を製作した。10月末まで実施されるクールビズ期間中に市役所や会議所職員が毎週火曜日にそろって着用し地場産業をアピールする。今年は、草加駅西口高架下の市物産・観光情報センターでも7月から市民向けに一般販売を予定している。
 草加ふささらシャツの製作が、本格的にスタートして今年で3年目。2008年、環境省がクールビズ提唱した折りに、ハワイの日本人移民がゆかたでアロハシャツを作った由来をヒントにした。草加の伝統産業、東京本染めゆかたは、昭和30年代(1955|64)の全盛期以後、需要の減少や安価のプリント量産品に押され業者が激減。現在は、市内では柳島町の(株)押田染工場のみ操業。伝統産業の灯りを守ることにつながると、同シャツの製作を依頼。
 初年度の柄は、既存の型を使ったが、昨年と今年は第2回さわやかさんゆかた柄デザインコンテストの最優秀受賞者、丸山裕子さん(氷川町在住)が手がけた。今年は、「綾瀬川と桜」をモチーフにした柄。同社の埼玉県伝統工芸士・昼間時良さん(73)が染め上げ、今年は受注生産で250着を仕上げた。今年は、昨年に続き、カラーは紺色とピンクの2つで、ボタンダウン、開襟の2種類。
 草加商工会議所の石井武事務局長は「プリントものとは違う、伝統技法で染めた手づくりの逸品。縫製も県内の業者に依頼した国産品。着心地もいいいので、市内外の多くの人に着てもらい草加をアピールできれば。価格は少し高いですが、実費販売です」と力を込める。
 頒布価格は1着5500円。M、L、2Lの3サイズを用意している。
 <問い合わせ>草加商工会議所TEL928・8111。

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