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乳児に地下水給水・お母さんたちの不安解消へ

2011.4.12(草加市)
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 「安心して子育てに専念できるように」と草加市水道部の吉町浄水場(吉町4の10の45)で5日から、1歳未満の乳児のいる世帯を対象に、ミルク用などに使ってもらうため、水道水にブレンドされている地下水の給水を始めた。
 福島第1原発の放射能もれ事故で、放射性ヨウ素や放射性セシウムが水道用の河川に混入し、関東地域でも水道水に乳児の摂取指標値を超える数値が検出されたことで、保護者の精神的不安をあおった。市水道部の高津光明副部長は「市水道部では毎日、独自に検査機関に依頼して検査を実施、放射性物質は検出されていないが、市民からの問い合わせも多く、また天候などの影響で変化する場合もあることから、市民の不安を取り除くためにも供給体制を整えた」という。給水される地下水は、吉町浄水場ほか3か所の250〜300b地下から汲み上げて、浄化、滅菌して専用の給水所4つを設置した。
 新聞報道で知り、9か月の3男、陸ちゃんを連れて訪れた浅野目洋子さん(39)=瀬崎町在住=は「ふだんは水道水を浄水器に通してミルクなどに使っています。報道以後スーパーなどに行っても水が手に入らないので困っていたので助かります。安心できるまで、水をもらいに通います」、長女の陽菜ちゃん(11か月)をベビーカーに乗せ訪れた大西理香さん(35)=手代町在住=は「地震直後から実家の大阪に行っていましたが、水道水の汚染が報道されて不安になりました。ペットボトルの水は品不足で見つけて買うのも一苦労。親としては安心できるものを子どもに与えたいです」とそれぞれ話していた。
 給水は、火・金・日曜日の週3日、午後1時〜5時。1歳未満の乳児のいる世帯が対象、母子手帳と容器を持参。乳児1人あたり4gを給水する。
 <問い合わせ>草加市水道部経営管理課TEL925・3131。

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