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正門前に巨大壁画・青柳中美術部開校30周年で描く

2011.2.15(草加市)
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 今年4月に開校30周年を迎える記念にと、草加市立青柳中学校(入内島均校長・生徒数423人)の美術部員15人が昨年7月から、正門前にあるナガヤス工業株式会社(大根田浩一社長)事業所の壁面をカンバスに取り組んできた巨大壁画がこのほど完成した。草加のシンボル草加松原を描いたもので、縦3b、横20b。
 今回の壁画作成は、ナガヤス工業から開校30周年記念に何らかの形で活用してほしいとの呼び掛けがあり実現した。美術部顧問の金野あゆみ教諭が下絵をデザインし、部員全員で意見を出し合いながら修正。壁面に黒マジックで下書きをしてから、刷毛を使って色ペンキで描いた。夏休み期間中は、日曜日以外は毎日、炎天下の中、汗だくになりながら取り組み、10月は土・日曜日も来て作業した。そうした生徒たちの姿にナガヤス工業も、作業しやすいように鉄パイプで足場を組んだり、夏には蚊取り線香をたいたりとサポートした。使ったペンキの量は、8色分で約32gにもなった。
 完成した壁画は真っ青な空を背景に、札場河岸公園の望楼と百代橋が伸びやかに大きく描かれ、チューリップやタンポポ、ヒマワリ、アジサイ、落葉、ツクシなどの花で、四季の移り変わりも表現した。金野教諭は、「予想以上の出来です。全員で気持ちを込めて描いたからこそ、完成させることができました」と生徒たちを讃えた。今春卒業する部長の木村愛里菜さん(3年)は、「登下校の時に見るたびに、描いていたときの苦労とか、楽しかった思い出とかがよみがえってきます。後輩たちには、私たちが力を合わせてこの大きな絵を描いたことを思って、何事にも一致団結できるような生徒でいてほしいですね」とエールを送った。

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