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プロが教えるメンテナンス・<草加皮革の旅>

2011.1.3(草加市)
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『第15回 大切に使いたい革製品』
 新年おめでとうございます。そうか革職人会応援団長の三遊亭春馬です。今年はウサギ年。うさぎと言えば、大きな耳に赤い目。そしてふんわりとしている毛が特徴ですよね。皮革ではラビットといって皮革製品のアイドル的存在だと思っています。今年は私もラビットの様に皆さんのアイドルを目指して『そうか革職人会』を応援して行きたいと思っています。
 さて、皆様、お持ちの皮革製品のメンテナンスは、日頃どうされていますか!? 季節が過ぎたら適当にタンスの中に仕舞い込んでいませんでしょうか? そんな事をしていたら大切な皮革製品が台無しになってしまいますよ。そこで今月は『皮革の修理・手入れ・保管』の仕方をお教えしちゃいましょう。
 まずは、そうか革職人会で革の修理屋さんと呼ばれているのが、『鬼燈屋(ほおずきや)』さん。バッグのOEMを始め、ハンドバッグ・鞄の製造及び海外ブランドの修理をしている会社。その鬼燈屋が、一般個人でも一つから修理品を持ち込める【修理屋 はりせんぼん】なる専門分野の部署を立ち上げたのです。10代〜70代の職人さん達が匠の技術と真心を込めて、一つひとつ手作業で皮革製品を直していくのです。革の傷み・ファスナーの壊れ・カビの繁殖など、お客様の大切な想い出ある皮革製品を出来るだけ元の状態に修理してくれるのです。金澤専務は「お客様のありがとうございますと言うお言葉やお礼状などを頂くと、ものすごく嬉しくなりますね」と笑顔で語ってくれました。
 そんな金澤専務からお聞きしたカビに関する情報。革製品に生えたカビは、根が生えてしまうと拭いても拭いても次から次へと生えてくる。こうなってしまったら早めに専門業者に修理に出した方が良いそうです。時間が経てば経つほどカビの根が深く広がってしまい大変な事に……。実は、皮革製品は、大変湿気に弱いもののようです。湿気の多い所に保存・管理していると、カビが生え、皆さんの大切な皮革製品が台無しになってしまうのです。そこで、そうか革職人会から簡単な革のメンテナンス豆知識を。

 【靴】新しいうちに、その素材にあったクリームを塗っておくと油分補給及び薄い保護膜ができ、傷や汚れの防止が出来ます。時々は休養させましょう。【鞄・衣服・手袋】普段は柔らかい布でカラ拭きをしたり、ブラッシングをしてホコリをはらう程度で十分。手アカや汗などで汚れが目立つようになったら、指定のクリーナーで軽く拭く。ベンジン・シンナー・中性洗剤などは、色落ちや革のツヤがなくなるので厳禁【皮革製品の保存】雨などで濡れてしまった時は、乾いた布で拭き新聞紙などで形を整えてから、風通しの良い日陰にて乾燥させ、その後クリームを塗っておく。
 そして、【毛皮の手入れ・保存の仕方】をファーアクセサリー専門のYUTA+WORKS(ユタ ワークス)さんにお聞きしました。【汚れ】多少の汚れは、蒸しタオルで毛並みに沿って拭く。干す時は、影干し。【洗濯】洗濯やクリーニングなどで変色・色落ち・色移り・変形などが起こる事が有るので、専門業者もしくは購入したお店にご相談してから洗濯を。【管理】製品は紙袋に入れ、乾燥剤を入れて管理。ビニール袋、ナフタリンはやめましょう。コートなどは、大変湿気を吸いやすいので、タンスなどにしまう時は、なるべく間隔を開けましょう。
 皮革製品は、使えば使うほど味わいが出て来るものです。気に入った革製品を長くお使い頂く為にも、日頃から手入れをして頂ければと思います。どうか今年も一年、そうか革職人会をご贔屓お引立ての程、何卒宜しくお願い致します。
(監修・そうか革職人会)
 ▽YUTA+WORKS・栄町1の8の8の101・TEL048・936・6506▽鬼燈屋(ほおずきや)・柳島町45の2・TEL048・927・9977・http://shuriya-harisenbon.hozukiya.jp
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