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金明町で「ミズワラビ」発見・シダ植物絶滅危惧種

2010.12.14(草加市)
ニュース写真
 草加市の自然保護団体・綾瀬川自然観察同好会事務局の小林春記さん(72)=草加市手代町在住=から、本社に「ミズワラビ」の写真が寄せられた。
 10月の定例観察会の際に、市内金明町のわずかに残された水田の傍らに自生しているのを発見し、撮影したもの。栄養葉が落ちて胞子葉のみとなった状態の写真。ミズワラビは、ホウライシダ科、中部以西の農薬を使わない水田などでは自生する1年生のシダ植物。埼玉県レッドデータブックで、絶滅危惧種TB類に指定されている。以前は、全国各地の水田などで見られたが、湿地開発や水質汚濁、農薬の影響などで激減、草加市では報告例がなかった。
 小林さんは「初冬には胞子を作って枯れてしまうらしいのですが、除草剤などの散布があればあっけなく消滅してしまうでしょう。来年も出てくるかわかりませんが、今後も定期観察を続け、見守っていきたい」という。

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