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歩いて帰宅訓練・日比谷から草加まで20`

2010.10.4(草加市)
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 首都直下型地震が発生し公共交通機関がまひした場合に備えて、都心の勤務先や学校から徒歩で自宅まで帰る「首都圏統一帰宅困難者対応訓練」が9月25日、日比谷公園から草加市までの約20`のコースで行われた。千葉、東京西部、神奈川県各地へ向かうコースも同時に行われた。埼玉はさいたま市の県庁〜草加のコースと2コースで行われ470人が参加した。埼玉県などが共催、東京災害ボランティアネットワークが主管。
 参加者は「帰宅訓練実施中」と書かれたゼッケンをつけ、日比谷公園を午前10時スタート。速さを競うものではなく、自分のペースで災害時の道路の陥没、瓦礫の山などを想定しながら歩いた。3`おきに大学や企業、災害時にも協力体制がされている神社、公園などに休憩所が設けられ、参加者はトイレや飲み水の確保などを確認していた。千住新橋のたもとに設置されたステーションでは昼食用に非常食のアルファ化米のきのこご飯の炊き出し、ポテトサラダなども配られた。
 一人で黙々と歩く人、グループで「この橋は地震のとき大丈夫かしら」などと話しながら歩くなど参加者の約9割がゴール地点の綾瀬川左岸広場にたどりついた。息子と参加した森秀樹さん=新善町=は「勤務先が台東区にあるので、ちょうど良い訓練になった。災害時には水分補給と休息場所が重要です」と感じていた。

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