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新制作展に初入選・高橋さん、変化するまち描く

2010.9.20(草加市)
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 東京・六本木の国立新美術館で27日まで開催中の「第74回新制作展」(新制作協会主催)・小品部門で草加市在住の高橋美保子さん(62)=小学校再任用教員=が油彩「FACTRY」(F50号)で初出品初入選を果たした。「足尾」をモチーフに30年描き続ける、同協会会員・鈴木喜美子さん(草加市在住)の門下。
 作品は南千住の操車場跡地周辺の風景を描いたもので、稼働中の工場や変わりゆくまちの自然と人工物が融合、調和し、そこに息づく人間がたくましく生きる姿を表現しようと数年前から描き続けてきたモチーフのひとつだ。
 38年前から指導を受ける師匠の鈴木さんの「人工物と空、人物の違い、存在感を描き分けることが大事」とアドバイスを受けて1年かけて仕上げた。高橋さんは「まさか入選できるとは思わなかったのでただ、びっくり。東武線沿線の激変するまちなみ、そこに生きる人間のたくましさを視点にこれからも描いていきたい」と抱負を語る。鈴木さんは「これがスタートで、ひたむきに自分の思っていることを風景に託して描き続けてほしい」とエールを送る。
 新制作協会展には、鈴木喜美子さんが「足尾の今 松木へ2010」(150号)を出品展示中で、11月には地元草加で画業50年の個展を開催予定。

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