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全校生徒が救命法を学ぶ・青柳中で「防災力」育成

2010.8.2(草加市)
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 「地元の中学生を地域防災の大きな力に育てよう」と7月24日、青柳中学校CFC(三浦裕介会長)が同中学校(入内島均校長 生徒数404人)の生徒を対象に、青柳上町会会館で普通救急救命講習会を開催した。
 CFCとは、「Community For Children」の略称で、「子どもたちのための地域共同体」として、既存のPTAを解散し新たに設立した組織。「救命講習」、「学力」、「美化活動」を活動の3本柱に掲げ、中学生だけでなく保護者、教職員が地域の人たちと力を合わせ連携した活動を行っている。
 この日は、1年生から3年生までの吹奏楽部を中心とする30人が、青柳分署の救急救命士ら7人の指導のもと約3時間半にわたり講習を受けた。青柳中CFC顧問の小川利八さんが、講習会開催の趣旨や心構えなどを説明し「中学校が避難場所となったとき、何がどこにあるかなど、学校の事を一番よく知っているのは皆さん自身。避難所の設営や運営をしていく中でも必ず役に立てるし、この講習で学んだことが地域にとっても大きな力になる」と、地域の中で果たすべき役割がある事を伝えた。
 講習では、救急隊員らが、心肺蘇生の方法やAEDの操作方法を講習用の人体模型を用い具体的に教えた後、6人ずつ5班に分かれ訓練を開始。はじめは胸を押す力の入れ具合やリズムなど、なかなか感覚がつかめずにいたが、生徒同士で手順を確認し合うなどして最後には皆、自分一人の力で、一連の救命活動が出来るようになった。吹奏楽部部長の西山也美さん(3年生)は、「学校にAEDがあることも知らなかったし見たこともなかった。AEDの操作は難しかったが、何とか出来るようになったと思う」と話していた。
 青柳中CFCでは、全生徒の救命講習受講を目指して、夏休み明けの9月以降から、隔週で30人程度ずつ順次講習会を行っていく予定。

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