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コマツナで「生ジュース」・夏のイベント投入へ

2010.7.19(草加市)
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 草加ふささら祭り実行委員会(委員長=池田国雄草加商工会議所会頭)では、市特産のコマツナを食材とした、草加名物づくりに本腰を入れて取り組み始めた。昨年、同祭りでJAあゆみ野の協力で開催した「草加名物レシピコンテスト」(内藤一夫委員長)のグランプリ作品「小松菜マフィン」が知的障害者通所授産施設つばさの森で5月に商品化され、イベントや各販売所では納品すると、即日完売になるほどの人気ぶり。続く第2弾として、生の小松菜とリンゴジュースをブレンドした「草加ふささら小松菜ジュース」も夏のイベントから市内業者らの協力で販売をスタートする。その一方、草加商工会議所が小松菜の県内有数の産地、三郷、八潮市の商工会と広域連携し、県の補助を受け協働でPR活動も今秋から実施することも決まり、草加ではまさにコマツナづくしのまちおこしが展開される。

 名物作りにコマツが選ばれたのは、夏場に限定されるエダマメなどと違い、通年で収穫でき食材として供給できるため。同祭り実行委員会としては、「草加に100万人が訪れる呼び水となる草加名物に育てたい」と意気込む。レシピコンテストも来年以降もコマツナをテーマに公募予定だ。11月には埼玉B級グルメ選手権出場、県観光物産展にせんべいをベースにした新商品を開発し出品も予定するなど第3、第4弾も進行中。
 草加市みんなでまちづくり課では、「市内業者など多くの人の協力で小松菜マフイン、ジュースの製造・販売所拡大やコマツナを食材にした新商品開発をしてもらえれば。それが市特産のコマツナのブランド化や消費拡大につながることをめざして支援していきたい」とサポート体制もがっちり。
 販売が始まる小松菜ジュースは、草加名物レシピコンテストの委員長を務め、コマツナを栽培する農家でもある内藤一夫さん(57)=市内氷川町在住=が5年前、JAのイベントで作った経験から提案。3月に同祭り実行委員会メンバーが集まり、オレンジやレモン、パインなどブレンドしたり試行錯誤の末、コマツナと相性が良いリンゴジュースをブレンドしたフレッシュなジュースを開発。
 1杯あたり生のコマツナ30cをミキサーにかけリンゴジュース約150_gを加えたシンプルなジュース。5月の埼玉県観光物産展で小松菜マフィンとともにテスト販売し1200杯が売れたことで、商品化につながった。「コマツナの緑色もきれいに出て、さっぱりと飲みやすい。コマツナのビタミンB1や鉄分などがリンゴのビタミン、ミネラルで吸収促進されるようで栄養価が高いジュースが出来ました。みなさんにぜひ飲んで欲しい」と内藤さん。
 つばさの森では早くもこのジュースの製造販売に名乗りを上げた。つばさの森・宮田敏男所長は「つばさの森で製造している小松菜マフィン、先の焼き菓子コンテストで優勝したごまツナマドレーヌと順調な売れ行きのお菓子と合わせて、イベントで販売していきたい」と意欲をみせる。今後、今月31日の草加納涼花火大会、11月の宿場まつり、会議所祭りなどで同祭り実行委員会ブースに参加、生ジュースとして販売していく予定。同実行委員会では生ジュースだけでなく、今後は業者らによる瓶詰めなどの商品開発も歓迎している。
 草加商工会議所も、この機会に草加名物づくり支援に乗り出す。小松菜有数の産地、三郷、八潮市と連携し「秋までに3市のコマツナを食材とした販売店合同マップ作成や合同スタンプラリーなども展開したい」という。三郷、八潮では現在コマツナ入りの餃子やラーメン、パンなど業者や福祉施設が開発、展開中だ。
 <商品製造販売などの問い合わせ>草加ふささら祭り実行委員会(草加商工会議所内)TEL928・8111。

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