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井上さん、市川さん渡航・JICAボランティア

2010.6.28(草加市)
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 独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催するJICAボランティアとして、草加市在住の青年2人が開発途上国で2年間ボランティア活動に携わる。渡航を目前にした17日、井上和彦(かずひろ)(26)さんと市川伴武(ともたけ)(27)さんが、木下博信市長を表敬訪問した。
 井上さんは、中部アフリカのカメルーン共和国へ3年間勤めたメーカーを辞職しての渡航。カメルーンで村落開発普及員として、ごみの出し方のマナー改善や井戸の整備などの生活改善の仕事を行う。「大学時代にネパールのNGOに参加した時から、国際貢献に目覚めました。精神的な豊かさを伝えてきたい」と抱負を語った。
 市川さんは、中米のパラグアイ共和国へ向かう。民間の語学学校で4年間、日本での留学を希望する就学生らに日本語を教える日本語講師を務めた経験を生かし、パラグアイでは現地の学校に通う日系人に日本語を教えるほか、現地の日本語講師の養成もする。「私が行くピラポ市は1960年代に日本人が集団移住した地。現地の1世や2世の方の日本人としてのアイデンティティーを子どもたちに忘れてほしくないという気持ちを支援したい」と抱負を語った。
 木下市長は「二人ともとても熱い気持ちを持った青年で頼もしい。2年間しっかり働き、多くのことを経験し、帰国後には草加の発展に力を貸してもらいたい」と激励の言葉を贈った。
 JICAボランティアとは、政府のODA予算により独立行政法人国際協力機構が実施する事業。開発途上国からの要請に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む人を募集し、選考、訓練を経て派遣している。

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