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日本対カメルーン戦、音楽でエール・両国へサッカーボール贈る

2010.6.21(草加市)
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 サッカーファン待望のワールドカップが11日、南アフリカ共和国で開幕した。日本対カメルーン戦を翌日に控えた13日、草加市立中央公民館で両国の好試合を願う「ワールドカップ・日本×カメルーンへ届け!心の音〜前夜祭in草加〜」と名付けられたチャリティーコンサートが開催された。
 コンサートは、カメルーン出身で16年前から草加市に住む、ドラマーであり三味線奏者でもあるワッシー・ビンセット・ジュニアさんの、二つの祖国に熱い声援を音楽で送りたいという想いに共感した音楽仲間や地元草加の商店会などの協力で実現。また、地元草加や母国の子供たちにサッカーボールを贈るチャリティーとなっている。
 オープニングはワッシーの太鼓とワッシーバンドメンバーであるへい太のコンガの共演。強烈なリズムで会場は一気にアフリカの空気に包まれた。その後、草加市在住の姉妹デュオ「MIA」、草加、越谷、八潮市の若者ロックバンド「ラフ・パートナー」、草加市内の市民バンド「THE GOOD TIMES」が歌と演奏を熱演。また、草加市の女子中学生らの「キャンディー・トラワーズ」によるバトントワリングや同市内稲荷地区の河内音頭グループなども出演。
 さらに、草加市の木下博信市長も音楽好きな一市民として歌や楽器の腕前を披露したり、河内音頭を踊ったりし会場を盛り上げた。ワッシーバンドもドラマーとしてまた、三味線奏者として豪快な独特なリズムを打ち出すワッシーと一体となり、会場を熱いアフリカの風で包み込んだ。
 なお、会場内でのチャリティーや会場入り口に設置されたチャリティー募金箱の集計前であったが、コンサートの途中で草加市の西町フットボールクラブに、2010年FIFA公認モデルサッカーボールが4個手渡された。ワッシーとワッシーのサポーターズクラブ会長の石井洋子さんからボールを手渡された西町フットボールクラブの林翔太君と滝沢司君(いずれも氷川小6年)は「これからもサッカーを続けていきます」と力強く話した。カメルーンの子供には、後日、同国の日本大使館にワッシーが直接ボールを届ける。
 フィナーレは出演者が一堂に会し、「上を向いて歩こう」を熱唱した。
 ワッシーはコンサートを通し、「勝敗より良い試合をしてほしい。試合は明日終わるが、人と人との結び付きは継続する。日本とカメルーンの結びつきはここから始まる。日本もカメルーンもがんばれ」とエールを送っていた。  なお同W杯には32か国が参加。日本は初戦14日のカメルーン戦に1対0で勝った。

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