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せんべいの原点を実演・手のし保存会

2010.6.8(草加市)
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 第7回国際交流フェスティバル「草加国際村一番地」が5月23日、獨協大学で開催され約4000人(主催者発表)が訪れた。草加市には現在、77か国4700人の外国籍市民が在住、もっと気軽に交流できる場を設け、お互いの文化を知り合おうと、草加市国際交流協会(高橋通泰会長)が主催した。
 草加せんべいの昔ながらの製造技法と歴史を伝えていこうと活動する「草加せんべい手のし保存会」(篠田清会長、会員12人)も出店、埼玉県産うるち米とつぶしあん各20`を使い、製粉から練り玉にしてせいろで蒸し、杵とうすでついた米をのし棒・のし台でのし、ブリキ製の型でせんべい型に切り抜くまでのせんべい生地の製造工程部分を実演した。切り抜いた生地は、あんこを包み「だんごせんべい」として午前と午後2回に分け500人分無料配布し、大勢が味わった。インドやパキスタンなどの外国の人もせんべい生地がつくられる様子に興味深そうに見学、できたてであたたかいだんごをほおばった。
 篠田会長は「草加せんべいの原点をみなさんに見ていただくことで、歴史や品質へのこだわりなどを知ってもらいたい。外国ではこうした複雑な工程でつくるお菓子はあまりないようで、会場にいた外国の人も珍しそうに見ていました。外国の人へ草加せんべいをアピールできました」と話していた。
 会場では、15か国約50種類が味わえる「世界の食べ物」や、世界の民芸品、雑貨などを販売する「ワールド・バザール」、世界の衣装を実際に試着できる「世界の文化体験」、折り紙、紙芝居など日本の伝統的な遊びを体験できる「日本の文化体験」など、10のコーナーが設けられた。

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