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音楽で両国の健闘祝う・W杯前夜祭、来月に中央公民館で開催

2010.5.17(草加市)
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 ワールドカップ南アフリカ大会の日本対カメルーン戦(6月14日)まで4週間。カメルーン出身で来日16年になる草加市在住のドラマー、ワッシー・ビンセントJr(46)も、母国と第二の古里・日本の大試合を前に、期待が膨らむ。勝敗抜きで、ただただ両チームの健闘を願う。そんなワッシーに、地元草加のロータリークラブや商店会、音楽仲間たちが協力。6月13日夜、同市立中央公民館でWC前夜祭のコンサートを地元ミュージシャンらと開く。カメルーンや草加の子どもたちにサッカーボールを贈るチャリティーに向け、市民の輪も広がっている。

 カメルーン国立オーケストラのドラマーとして活躍したワッシーは、駐仏大使だった父や音楽家の兄、俳優の姉らとフランスでも音楽活動。日本の新聞記者の誘いで1994年に来日、草加市に居住。都内深川で三味線の新内に出会い、弟子入り。2002年、「富士松ワッシー」の名取となる。
 以来、三味線とアフリカンリズムやラテンなどを融合した独自のアフロ音楽を開拓。ワッシー&ルーツバンドを編成、テレビ、ラジオ、ライブハウスなどで活躍。草加市の女性と結婚、すっかり日本に溶け込んだ。昨年12月には2枚目のオリジナルCD「濃いめ」を発売するなど、フアン層も広がっている。
 今回の前夜祭は、国際交流やイベントなどで協力する地元の各団体、それに越谷市の楽器店でドラムやパーカッションを教える生徒たちが協力、手作りコンサートを企画した。
 出演はワッシーバンドのほか、草加市在住で8日にデビュー1周年記念ライブを行った姉妹デュオ「MiA」、草加、越谷、八潮市の若者ロックバンド「ラフ・パートナー」らプロバンド。また、ワッシーと定期的にライブを開いている市民バンド「THA GOOD TIMES」と木下博信市長、また今年1月のバトントワリング全国大会で金賞を獲得した草加市の女子中学生らの「キャンディー・トワラーズ」、同市稲荷地区の河内音頭グループなど、市民ぐるみで盛り上げる。
 ワッシーは、「日本も草加も大好き。ぜひ、みんなと一緒に試合を盛り上げ、カメルーンのことを良く知ってもらえるとうれしい」と話している。
 開場午後4時半、開演同5時、終演同8時半。2部構成で、ワッシーと一緒に「We Are The WorId」を合唱、世界平和を訴える。公民館近くに臨時駐車場(無料)も設ける。問い合わせなどは事務局のティールーム「ジュン」(рO48・936・4211)へ。

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