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放置自転車一掃へ駐輪機設置・松原団地駅西口に

2010.4.26(草加市)
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 東武伊勢崎線松原団地駅西口駅前の放置自転車対策のため、草加市立中央図書館などが入る「ハーモネスタワー松原」の周りに機械式駐輪機280台が設置され、19日から利用がスタートした。駐輪機は、放置自転車問題解決のため市やハーモネスタワー松原団地管理組合、地元商店会が協議を重ね、同組合が設置したもので、当初3時間は無料、それ以降は4時間ごとに100円を課金するシステム。
 駐輪機が設置された場所は、良好な駅前空間を創出しようと地区計画として都市計画法の制度を活用し、建物の壁面位置を後退し歩道として利用されていた私有地(市とUR都市機構の区分所有地)で、年々、通勤通学の放置自転車が増え、中央図書館・商店利用者の自転車が混在し、最近は駅前広場全体に広がり社会問題化。同駅西口は約600台の放置自転車(市調べ)があり、その撤去や自転車整理員を雇うなどの費用負担がかかっていた。
 こうした状況を改善し、適性利用や放置防止を促す目的で、駐輪機設置に踏み切った。これに伴い、通勤・通学者に不正利用されていた110台分の中央図書館・商店利用者専用駐輪場も廃止され、駐輪機に統一された。市では、駅前広場の放置自転車撤去などの対策に合わせ、歩道として利用されていたこの私有地も放置禁止区域として追加した。
 県内でもこのような私有地を放置禁止区域として定めている自治体は草加市だけ。駅前ビルの管理者と行政が一体となって放置自転車対策に取り組む事例は、県内では例がないないという。市防犯安全課では、「今回の対策は、自転車を排除するのではなく、適正な自転車の利用を促すもの。今後、他の駅前の対策にも生かしていければ」と期待する。しばらくは放置防止PRと駐輪機への誘導をしていく。
 市内で最も大量の自転車約1000台が駅前に放置されている草加駅東口でも、放置自転車対策に向け、市、県、警察、店舗などの関係者による放置自転車対策会議が設置されており、駐輪機設置を含めた検討を進めている。

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