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障害者100人が日本縦断駅伝・小山さんも11`走破

2010.4.19(草加市)
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 運動器(関節や筋肉、じん帯などの身体を動かしたり支えたりするための器官)に障害を持つ人たちが、車いすや電動アシスト自転車で東京都千代田区から北海道・札幌市まで駅伝リレーする「障害者100人による日本縦断駅伝」が7日〜16日に行われた。
 最初のリレー中継地点となった草加市立中央公民館では、午前9時過ぎ、市内原町在住の小山直樹さん(29)=会社員=がたすきを受け取り、次の中継点の越谷市下間久里までの約11・8`を競技用車いすで、約40分ほどで走破し、無事つないだ。
 小山さんは10年前に交通事故で頚椎損傷による四肢体幹機能障害となったが、リハビリのスポーツプログラムの一環で興味を覚え、車いすマラソンをはじめ、数々の大会に参加、5年前に日産チャンピオンズカップのハーフマラソンで優勝するなど入賞多数。全国車いす駅伝にも一昨年まで8年連続で埼玉県代表として出場した経歴を持つ。小山さんは「先日他界した父が見守ってくれたのか、コンディション良く走れました。ドライバーの皆さんから信号待ちなどのときに、頑張ってと声をかけられ励みになりました」とうれしそうだった。父親の看護でしばらく競技から遠ざかっていたが、夏には競技再開を目指している。
 今回の駅伝は、WHO(世界保健機関)などが協調し活動する「運動器の10年」世界運動国内キャンペーンの一環として障害者が動く喜び、動ける幸せを感じ、治療やリハビリの重要性をアピールすることが目的。全行程2300`を各地の障害者が車いすや自転車、ハンドサイクルなどでたすきをリレー。沖縄〜東京間約1600`は2月21日〜3月12日に走破、雪解けを待って再開した。

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