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和舟お目見え・葛西用水、知事ら式典参加

2010.4.13(草加市)
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 桜が満開の3日、草加市稲荷町付近の東京葛西用水路で舟行式典が開催された。式典終了後には桜並木が続く同水路の緑橋から稲荷橋までの約170bを2艘の和舟が往復。上田清司埼玉県知事や木下博信草加市長を乗せ初舟行した。その後、一般客なども乗舟し、舟からの桜の眺めを見る市民で一日にぎわった。
 県内を流れる川は県面積の3.9%を占める。県では平成20年度から「川の再生」事業に取り組み、東京葛西用水はその重点実施モデル箇所のひとつとして取り組まれてきた。瓦曽根溜井のポンプ設置により水位が減る冬期にも通水が実現、歩道や散策路が整備され豊富な水量と美しい景観が実現された。
 式典で上田知事は「単なる土木工事だけで川は守れない。多くの守り人によってしじみが採れ鮎の塩焼きがその場で楽しめる川に戻そうではないか」と呼びかけ、木下市長は「地域の力に始まり行政の協力をいただいた。多くの皆さんに水を愛する心と行動をもってほしい」とあいさつした。
 和舟2艘は志木市の金子雄一さんから寄贈されたもの。知事や市長、長男の圭翔くん(稲荷小3年)と共に初舟行した稲荷町6丁目町会児童部部長の佐藤友美さんは「川から見る(桜は)趣きがありました。毎年この時期は賑やかで楽しみです」と再生され、よみがえった水路に満悦だった。

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