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草加っ子、見事な金演技・Mバトントワーリング全国大会

2010.1.25(草加市)
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  草加っ子が全国大会で大活躍。第37回マーチングバンド・バトントワーリング全国大会が9日幕張メッセで開かれ、中学生の部・バトントワーリング部門バトン編成(小編成)の部でツインバトンスタジオ(水盛三枝子主宰)のチーム「キャンディートワラーズ」が金賞とノードロップ賞を獲得した。金賞メンバーのうち、3人が草加市立氷川小学校で練習をしている「トワール谷塚」(新井美芽代表)の生徒だ。

 演技は11人編成で、人間に狩りをされる動物を表現した「サバンナU」(振付・小嶋友邦氏)。野生の力強さと厳しさを見事に伝えた。昨年9月駒沢体育館で行われた都大会で2位、10月千葉ポートアリーナで行われた関東大会で金賞、そして今回全国大会で見事金賞に輝いた。演技中一度もバトンを落とさないノードロップ賞も受賞。ノードロップ賞は中学生の部出場18チーム中2チームだけだった。
 ツインバトンスタジオは東京・埼玉・千葉の11か所で教室を開いている。昨年4月にオーディションで選ばれた11名が「キャンディートワラーズ」として練習を積み重ねてきた。そのメンバーのうち3人が氷川小学校で練習を行っている「トワール谷塚」の生徒だ。
 チームの副リーダーとしてメンバーを引っ張ってきた野口智帆さん(谷塚中2年)は「みんなで自主練習を行うなど頑張ってきました。動物になりきるということで表現することが苦労しましたが全国大会をすっきりした気持ちで終えることができました」と満足した笑顔を見せた。野澤莉歩さん(同)は「振付がハードだったので一つひとつの練習が大変だった。バトンを落とさず、気持ちを一つにしようと思った」、佐藤彩香さん(草加中1年)は「うれしくて涙が出た。メンバーの中で一番キャリアが少なくレベルも低いのでついて行こうと頑張りました。全国大会では緊張しましたが金賞が取れたときは涙が出ました」と喜びがあふれた。
 マーチングバンドで第一に求められるものは統一美。一人一人の技以上に隊型を崩さずに全員揃って演技することが重用視される。昨年度は関東大会で銀賞に甘んじ全国大会を逃した。その悔しさをバネに臨んだ今大会。「今年は完成度が高く、精神力の強さが出た。全員が納得のいく出来で終われた」と水盛主宰。
 華やかな演技の下には地道な努力と練習がある。コツコツ積み上げたものを本番でアピールできる度胸もいる。チーム結成当初は衝突もあった。リーダーは11人をまとめあげる難しさに涙したこともあった。水盛主宰は「バトンを通じて礼儀を学んでほしい。バトンで培ったものを土台に、苦労しながら何でもチャレンジしていってほしい」と願っている。
 
 (新井 真由美)
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