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松江中生徒が炊き出し訓練・アルファ化米で実践

2010.1.25(草加市)
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 阪神・淡路大震災が発生してから今年で15年。防災とボランティアの日(1月17日)にちなみ、草加市立松江中学校(能登谷重春校長、生徒481人)で13日、地震災害に備え、水で出来る非常食のアルファ化米(炊いた米飯をアルファ化=糊化=させ乾燥させたもの)の炊き出し訓練と試食を行った。
 市内の小中学校は、災害時の避難所や活動拠点となっている。平日の昼間は、都内で働く市民が多いことから、災害発生時は炊き出しや救助など中学生が大きい戦力になると考えられており、毎年、防災ボランティア週間(1月15日〜21日)前後に、小学校と中学校で、1年交代で訓練を実施している。消防署が、賞味期限が近いアルファ化米と入れ替えて活用している。現在、小中学校には、1校あたり約3000食、全32校で約12万食分のアルファ化米の五目御飯が備蓄されている。
 この日は、各クラスの給食委員と生徒会役員の27人が参加、消防職員の指導により、訓練が行われた。50人分がセットになっっている10`のアルファ化米を使い、生徒たちが、具材と米が入った容器に熱湯を注ぎ、約20分たち、よくかき混ぜると完成。あったかい五目御飯が出来上がった。熱湯がない場合、冷水でも40分ほどでやわらかいご飯に戻るという。50人分を均等に分けパックに詰めることも体験した。出来上がるのを待つ間には、消防職員からハザードマップの説明や緊急地震速報を聞いてから対応できることなどの講話に熱心に耳を傾けた。
 生徒たちからは「乾燥したお米がこんなに簡単に出来ることに驚いた。50人分を均等に分けるのは難しかったけど、これなら僕らでもできそう」という声が聞かれた。15日には、アルファ化米と豚汁の給食も出され、全校生徒が味わい、災害の怖さや備えの大切さなどを実感した。

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