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通所者らサツマイモ掘り・つばさの森で

2009.10.26 (草加市)
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 草加市柿木の市立知的障害者授産施設・つばさの森(社会福祉法人草加市社会福祉事業団運営・宮田敏男所長)で20日、利用者87人と保護者ら計約150人が参加して隣接する畑で、サツマイモの収穫が行われた。
 5月に土起こしからはじめ、ベニアズマという品種の苗約500本を17列の畝に植えて、堆肥や水遣りなど利用者が大事に育ててきたサツマイモ。利用者が手で掘り出すとふっくらと実ったイモが次々とあらわれ、「こんな大きいのが取れたよ」と歓声があがった。この日までに約500`が収穫された。この日掘り出した分は保護者用に販売された。
 作業後は、1週間前に掘り出したイモで保護者のお母さんたちが作った、大学イモやイモご飯で施設の庭で朝食会。おなか一杯に平らげた。つばさの森保護者会の上妻恭子会長(56)は「きょうはお手伝いで来ましたが、みんな笑顔いっぱいで、子どもたちは自分で作った喜び、充実感を感じていたようです」とうれしそうだった。
 つばさの森では、知的障害者の保護者会「光陽育成会」(兼子章会長)が借りている畑、約920平方bで今年5月から野菜作りに取り組んでいる。夏にはキュウリ1300本が収穫され保護者に販売。収益は、利用者の作業報酬の一部に還元された。コマツナやサントウサイやハクサイなども収穫を待つばかり。
 家庭菜園の経験を生かしている宮田所長は「低農薬を基本にみんなで取り組んでいますが、地域の中で野菜作りをしていると地元の農家はじめいろいろな人が協力してくれ交流も深まっています」と思わぬ収穫もあったようだ。

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