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水野さんグランプリ・子どものスカート変身、マイバッグコン

2009.6.16(草加市)
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 草加市消費生活展実行委員会(井上純子委員長)が市民から公募した第2回「マイバッグコンテスト」の表彰式が6日、消費生活展会場の市立勤労福祉会館で行われた。
 応募総数は、18歳から80歳代までの市民から41点。いずれも古着や壊れた傘の生地、端切れなどを再利用して手作りしたエコバッグ。デザイン、機能、素材面からさまざまなアイデアが凝らされたものばかり。消費生活展実行委員会の厳正な審査により、グランプリの最優秀賞には、谷塚町在住の主婦でパートで働く、水野琴里さん(38)の子どものベージュ色のタイトスカートを再利用した作品に輝いた。
 赤や青の端切れでパーチワークのように装飾し、バッグ内部や外側にはポケットを5、6か所作った。スカートなどについていたポケットをそのまま生かし、花柄の端切れで取っ手をつけた。昨年12月にオリジナルのエコバックを作ってみようと、古着があったのを思い出し、わずか5、6時間で完成。すでに何度か使いこなし、使い心地も良いという。水野さんは「カギや携帯をバッグに一緒に入れるとごちゃごちゃになるので、分類できれば便利と考え、ズボンのポケットや端切れでいくつも付けました。オリジナルのマイバッグは使って楽しいし、スーパーではレジ袋を断ると、ポイントやキャッシュバッグがあるのでバッグは今や欠かせません」とグランプリに喜んでいた。
 入賞作品は今月26日まで勤労福祉会館、29日〜7月3日に市役所ロビーで展示する。  このコンテストは、スーパーなどで買い物をした際にレジ袋をもらうのを止めることで、ごみ排出減量、作るときにも燃やすときにも出るCO2(二酸化炭素)抑制地球温暖化防止につなげることが目的。消費生活団体が中心となり市民にPR、「マイバッグを持参しよう」と呼びかけている。
 <草加消費生活展・マイバッグコンテスト入賞者>▽最優秀賞=水野琴里▽優秀賞=坂口フミ子、ジーナ川原▽佳作=波形正美、鳥海千秋、後藤エミ子、梶木照子、佐藤美樹▽剣道賞=鳥海昌子▽がんばったで賞=鳥海英子▽カサから3点セットで賞=堀川初美▽変身したで賞=斎藤すみ▽便利で賞=山岸やすえ▽想い出賞=佐藤ヨリ子▽アイデア賞=佐藤貴子▽めずらしいで賞=川辺文江

 消費生活展で「エコ・買い物ガイド草加」(町田由美子会長)が発表した、市内9店のスーパーで昨年7月実施したマイバッグ利用率調査では、有料化している店では利用率87・4%、キャッシュバッグ実施店で44・2%、スタンプカード実施店は13・5〜25・9%、特典がない店は6・5%にとどまった。市内32店のスーパーにレジ袋削減についてアンケートした結果(昨年11月調査、29店回答)では、取り組みとしては、レジ袋有料化は3店、キャッシュバッグ1店、スタンプポイントカードは17店、袋が必要か声かけ12店。今後の対策・考えとしては、レジ袋有料にしたい4店、スタンプ・ポイント付与3店。課題としては、消費者の意識改革16店、行政の積極指導10店、法令や条例で有料に10店だった。
 国内で消費されるレジ袋は、年間305億枚といわれ国民一人当たり300枚を使っている計算になる。全国的にレジ袋有料化(自治体、住民、事業者による自主協定など)がすすみ、名古屋市、京都市、横浜市、仙台市などがある。埼玉県内では志木市が市民団体と市の合同でレジ袋を断る、マイバッグ運動キャンペーンを展開、埼玉県は2007年から川口・春日部市、08年から鳩ヶ谷市をレジ袋有料化モデル地区に指定している。マイバッグ普及が進む一方、売り上げ減や万引き多発などの課題が浮上している地域もある。
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