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綾瀬川左岸広場を防災公園に・7月から工事着工

2009.5.12(草加市)
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 暫定広場として、スポーツや各種イベントで使われている草加市松江の綾瀬川左岸広場が、「防災機能を持った市民に親しまれる公園」をコンセプトに都市公園として生まれ変わる。取得予定の民有地を含めた計約4・1fの「(仮称)綾瀬川左岸防災公園」として整備されることになり、草加市は7月から工事着手を予定している。都市計画決定に向けて、市みどり公園課で計画案の縦覧(今月21日まで)など手続きを進行中だ。
 公園整備計画づくりには、町会連合会や今様・草加宿実行委員会、商工会議所、体育協会ら市内団体の代表者11人で構成した(仮称)綾瀬川左岸防災公園基本計画策定に伴う公園づくり懇談会」を開催し、意見を出し合い構想案を作成。昨年12月、市民らに構想案の閲覧と説明公聴会を開き、意見や要望などを反映し計画案をまとめた。「子どもたちがゆっくり楽しめる公園に」「生態系に配慮した樹木、植生を」などの意見が反映された。
 計画案では、各種イベントや交流のできる広場、綾瀬川の水辺環境を生かしたスペース、防火樹林帯などを整備する。北西部には、サクラやウメ、サルスベリなど季節の花が咲く「花木広場」、公園東・北側には、モッコクやクロガネモチ、ユズリハなどの燃えにくい樹木、クロマツ、スダジイ、マテバシイなど発火しにくい樹木などを植樹、内側に四季の草花で構成した「防火樹林帯」。
 南側には、噴水や修景水路、壁泉のほか、青少年向けにスケートボードやローラースケートなどができる「スポーツ広場」、子供向け木製遊具2基を配置した「子ども広場」、緩やかな芝生斜面が観覧席になる「集いの広場」、ふだんは交流の場である「シンボル広場」には、防災トイレ、炊き出しができる、かまどベンチ、防災用井戸、資機材を入れた管理棟兼防災倉庫を配置。公園中央部は、これまで通り、平常時はスポーツやイベントができる多目的運動広場で、災害時は臨時へリポート、周辺住民の1次避難地、緊急輸送物資の輸送・配給拠点となる。
 北側区域のうち約3・1fは7月から工事に着手、今年度内に整備される。南側区域は、民有地約0・7平方b分を公園用地として今年度から取得し、2013年度までに整備終了予定。将来的に隣接する綾瀬川左岸南公共用地約1・9fと連続的な土地利用を図る。南側の綾瀬川沿いには親水護岸を国土交通省も公園整備と連携して整備予定。
 みどり公園課の粕川政雄課長は「ふだんは、市民の憩い、交流の場として災害時には防災機能を持った公園として、市内ではそうか公園に次ぐ規模の都市公園となり、市民の皆さんに将来に残す貴重な財産となります」という。
 防災公園整備は、市と市民が協働ですすめる、まちづくりプロジェクト「今様・草加宿」事業のシンボルゾーンとなる。

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