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今、「団塊」の人気シルバーデュオ・からたちの花

2009.3.9(草加市)
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 八潮市を拠点に近隣の福祉施設や公園、イベント会場などで、昭和歌謡曲のメロディーを奏でる音楽ボランティア活動を展開する、金子惣太郎さん(80)=エレキバイオリン、足立区在住=と橋志織さん(63)=キーボード、八潮市八條在住=のシルバーデュオ「からたちの花」が団塊の世代を中心にちょっとした話題になっている。ぴったり息の合ったエレキバイオリンとキーボードが奏でる、そのメロディーに団塊の世代も懐かしい思い出がよみがえる。晴れた日に週2回程度練習するそうか公園では、毎回楽しみにするファンも増えている。
 デュオは、橋さんが2年前、市民団体「やしお元気ネット」を通じ、市内福祉施設で演奏していた金子さんと出会い、「人が歌っているような演奏」に魅了され、意気投合し2007年6月に結成。高橋さんは、会社を定年退職し、以前から温めていた「音楽ボランティアで多くの人を癒やしたい」と活動を始めようとしていた矢先で、若いころ音楽専門学校を卒業し、幼稚園教諭やピアノ教室主宰などの経験を持つ。金子さんは音楽大学を中退後、クラブやダンスホールでバイオリンの弾き語りなどで生計を立ててきたプロ。足立区や八潮市で音楽仲間と20年ほど前からボランティア慰問を続けていた。
 クラシック専門だった、橋さんは当初、歌謡曲の譜面に戸惑ったが、金子さんの現場で鍛え上げたアレンジの仕方などを教わりながら約4か月特訓し、葛飾区の水元公園でデビュー。その後、そうか公園などで演奏しているうち、草加や川口市、三郷市などの福祉施設、イベントから声がかかるようになった。
 ライブでは、すずかけの径、荒城の月、北上夜曲、影を慕いて、有楽町で逢いましょう、悲しき口笛、高校三年生など昭和の歌謡曲を中心に演奏、レパートリーは約200曲。みんなで合唱するコーナーでは、これまで歩んだ人生と重ね合わせ涙する人も。高橋さんは「希望に満ちて就職したときのこと、子どもが生まれたときの喜び、母親のやさしさを思い出したりと、昭和の歌謡曲には、人を癒やす力があります。声がかかればどこでも行きたい」、金子さんは「お客さんが喜んでくれる顔が一番うれしい。私より年下の人も多いですが、元気をみんなにあげたい」とはつらつとしている。
 橋さんがアンプや器材を車に積んで二人でどこでも出かけていく。「いつか大きなホールで演奏したい」が夢。4月は2日に足立区梅田Lソフィア、29日は、そうか公園のみどりの日記念事業での出演が決まっている。
 <からたちの花の連絡先>TEL090・1424・6408(橋さん)▽ブログ=http://karatati2007.seesaa.net/

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