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「平成」に「感謝」大凧あげ祭り・江戸川河川敷に8万人

2018.5.14(春日部市)
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 「こどもの日」の5日、春日部市西宝珠花の江戸川河川敷広場で、「大凧あげ祭り」が開かれた。江戸時代後期、養蚕の豊作占いとして凧揚げが行われたのが始まりで、現在は初節句を迎える子どもたちの健やかな成長を祈願して行われている。

 例年5月3日と5日の2日間開かれるが、今年は悪天候で3日が中止となった。快晴の5日には、市内外から約8万人がつめかけた。会場では、地元グルメの屋台なども多数出て、大凧が揚がる前に、広い河川敷で凧揚げを楽しむ親子連れなどでにぎわった。

 大凧は、「上若組(かみわかぐみ)」「下若組(しもわかぐみ)」という住民の2つの組が、3か月かけて作った。今年の凧文字は、公募で選ばれた「平成(下若組)」と「感謝(上若組)」。平成最後の大凧あげ祭りとなることから、文字には平成の時代への感謝の思いが込められた。

 大凧を揚げるためには、風速6bの風が必要なため、100人を超える引き手たちは、じっとその瞬間を待った。  

 最初に見事に風のタイミングをとらえた下若組の大凧「平成」が空高く揚がると、観客からは大きな拍手と歓声が沸いた。続いて、上若組の「感謝」も、一度目は落下して凧が損傷しながらも、二度目の挑戦で上空に浮かび、観客を沸かせた。

 大凧の引き手として初参加の加須市の女性は「みんなで一緒に走って楽しかった。来年も参加したい」と満足そうな表情で感想を話した。
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