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最優秀は「ペット用車いす」・「ビジネスコンテスト」

2017.3.13(春日部市)
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 春日部市は「第1回かすかべビジネスプランコンテスト表彰式」を2月26日、「ふれあいキューブ」で開催し、「ビジネスプラン部門」の最優秀賞に大島康彰さん(65)(宮代町)の「機能障害を持つペット(犬/猫)用福祉機器の開発」を選び表彰した。小田恭市・審査委員長(日本工業大学大学院技術経営研究科・研究科長)から表彰状と賞金10万円などが大島さんに贈られた。

 大島さんは、日本工業大学(宮代町)の工学部機械工学科教授として、製品造形を研究テーマに学生を指導している。受賞したビジネスプランは、学生が考案したペット用車いすを製品化したもの。試作品を50台作るなど3年間の研究の結果、製造、販売の事業化を図るため「株式会社ランダム」を設立した。7万円程度(消費税込み)の価格で4月から一般への販売を予定している。

 大島さんは、「この製品は、狭い室内でペットが楽に転回できる特長を持っているので、多くの需要が見込める。ペットの寿命が延び、飼い主とペットの老々介護問題の解決にも役立つ」と話している。小田審査委員長は、「誰が、何に困っているかという課題に対し、どのようにモノ、サービスを提供するかという点で、大変優れたビジネスプランだった」と講評した。

 同コンテストは、これから起業する人や新たな事業計画を持つ人にプラン発表の機会を提供し、次世代を担う若者などの人材育成が狙い。主催は春日部市、春日部商工会議所、埼玉ふれあい拠点運営共同事業体。後援は経済産業省関東経済産業局。

 同日はこのほか、「ふれあいキューブ賞」に株式会社ランナップ代表 椎名孝一郎さん(74)(同市米島)の「ランナップ」(安全ピンを使わないゼッケン止め)が選ばれ、「グッド・アイイディア賞」に株式会社パラリア代表 浅見貴則さん(25)(同市粕壁東)の「大学受験専門サロン・パラリア」が選ばれた。