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備後須加稲荷神社で「初午大祭」・初の見学ハイクも

2013.3.11(春日部市)
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 春日部市備後西の備後須加稲荷神社で、伝統行事の初午大祭が行われた3月3日、春日部観光ボランティアの会(篠信子会長)の主催により、初めて「初午大祭見学ハイキング」が実施された。
 晴天に恵まれたこの日は、東武スカイツリーライン・一ノ割駅に集合した17人の参加者が、配布されたツアーマップを片手に、観光ボランティアの案内を受けながら、約5`先の目的地である備後須加稲荷神社を目指した。
 参加者は目的地周辺にある子育て呑龍上人ゆかりの圓福寺(えんぷくじ)の曼陀羅堂(まんだらどう)や備後の丸彫庚申塔(まるぼりこうしんとう)などの市指定有形文化財を見学した後、備後須加稲荷神社に到着し、白装束姿の氏子がみこしをかつぐ大人みこしや毎年大祭で協力披露をしている市内不動院野で150年以上の歴史があり、市の無形民俗文化財に指定されている「不動院野の神楽」などを見学した。
 ハイキングに参加した粕壁東の市野実さん(45)は「ずっと春日部で暮らしていますが、初午大祭に来るのは初めてです。このような伝統行事を今後も引き継いでいってほしいですね」と話し、うれしそうにみこしの前で記念撮影をしていた。
 初午大祭は、毎年3月の第一日曜日に行われている。同神社は王子稲荷、佐野稲荷と並び、関東三社稲荷の一つで、802年前の建暦元年(1211)年、領主の春日部氏により創建されたと伝えられる神社。2010年10月に発生した神社連続放火事件で拝殿が全焼、本殿の一部を焼失するという災難があったが、神社総代をはじめとする地元住民の力で、昨年見事に再建された。
 大祭当日は、午前中に神事が行われ、昨年生まれた7人の赤ちゃんも参列した。そのうちの一人は地元の金子 和弘さん(34)、洋美さん(31)夫妻の次女・心美(ここみ)ちゃん(5か月)。金子さん夫妻は「子どもが元気にすくすくと育ってほしいと願いを込めて参列しました」と笑顔で話していた。

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