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親子で羽子板作りに挑戦・豊春小200人が参加

2013.2.4(春日部市)
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 春日部市立豊春小学校(山崎恒郎校長)の体育館で1月25日、親子羽子板作り体験が行われ、同校の3年生110人と保護者 101人が参加し、今年の干支「巳」の図柄の押絵羽子板を、PTA役員の指導の下で作成した。
 この取り組みは、総合的な学習の時間で「わたしたちのふるさと春日部」というテーマで、地域の伝統工芸品である押絵羽子板作りを体験したもので、7年前にPTA役員が市内の押絵羽子板店「羽子板のさか田」さんへ、押絵羽子板の作り方を児童へ教えてほしいと頼んだことがきっかけで始まったもの。
 この体験では、「羽子板のさか田」から作り方の講習を受けたPTA役員が主体となって羽子板作りの資料作成や材料の準備、作成指導までを行い、保護者も参加して児童と一緒に押絵羽子板を作る。8回目の開催となった今回も多数の保護者が参加し、同校での毎年行われる伝統行事となってきている。
 参加した児童と保護者は、一緒に押絵の台紙にのり付けしたり、綿を詰めたりと、細かい作業に黙々と取り組んでいた。部品ができると事前に色や図柄を描いておいた桐の羽子板に糊付けし、最後の蛇の顔を描く作業では、それぞれ好みの表情を描き、個性的な蛇の押絵羽子板が出来上がった。
 父親と一緒に羽子板を作った山田花純さんは「綿を詰めるのが難しかったです。蛇の口の形を工夫しました」と話し、父親の山田隆さん(34)は、「子どもだけでは難しいですから協力して作りました。こうした取り組みに参加すると、学校での様子が分かり安心します」と話していた。
 PTA役員として準備から当日の作成指導に当たった若狭直子さん(42)と金子瞳さん(32)は「昨年12月頃から、作り方を教わったり、手作りの作成キットを作ったり、細かい難しい部品をつくっておいたりと準備を進めてきました。みなさん親子で一緒に参加してくださり、やりがいがありますね」と話していた。

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