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児童と生徒結ぶミニ新幹線・春日部工業高生が「こまち」手作り

2012.12.24(春日部市)
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 手作り新幹線に児童が歓声。12月12日、牛島小学校(石山治人校長 、児童579人)と県立春日部工業高校(滝田幸雄校長、生徒695人)の交流事業が牛島小学校で行われ、2校の児童・生徒が一緒に授業を受けたり、工業高校の生徒が製作したミニ新幹線に乗車したりして、交流を深めた。
 同交流事業は、地域教育力の向上や多年代の児童・生徒のふれあいによる人間形成の観点から、始められたもの。牛島小学校と春日部工業高校の交流は10年以上続けられている。
 小春日和となった当日は、暖かくなって絶好のミニ新幹線日和。朝から待ちかねた児童らが元気に校庭へと飛び出してきて、生徒の特製乗車券を受け取ると、乗車前から満面の笑みを見せる。
 昨年製作した「はやて」と合わせて、今年新製した「こまち」を連結して8両編成となった。乗車定員と走行性能が向上し、児童や先生のほかに、飛び入りで参加した地域の人たちを乗せ、定員や重量が増えたり、走行回数が増えたりしても快調に走り続け、全児童と地域の人など合計で727人が乗車した。
 ミニ新幹線の製作に携わった生徒からは、今年のミニ新幹線を昨年の車両に連結させるために、先輩の製作した車両に手を加えることをためらいがあったという苦労話も出ていたが、無事に連結が出来るように改造を施し、実物さながらの連結運転が可能となった。
 ミニ新幹線に乗車した同校3年生の関根拓也君(9)と関海来さん(9)は、「去年と比べて早くなったようで、ものすごく楽しかった。また来年も乗りたいです」と2人とも走行性能の向上に驚くとともに、とても楽しそうだった。
 このほか、同工業高校建築科の生徒の補助を受けながら、児童たちは木工教室でイスやペン立ての製作を、校庭では建築用測量器を使ったメタセコイヤの高さ測定の体験など、貴重な体験をしていた。

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