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五輪聖地で和楽器演奏披露・PR大使の小林美優さん

2020.1.6(三郷市)
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 三郷市の木津雅晟市長らは昨年11月25日、ギリシャを訪れ、アテネ市の日本大使館で、ギリシャ陸上競技連盟と「東京2020に係る事前キャンプ基本協定」を締結した。

 締結式には、コンスタンディノス・パナゴプロス同連盟会長、日本大使館の清水康弘特命全権大使らが出席した。

 木津市長は「今日という日を迎えられたことを大変喜ばしく思う。三郷市民が一丸となってギリシャを応援し、事前キャンプではおもてなしの心をもって選手団をお迎えして、最高の結果を出せるような環境づくりに努めたい」と述べた。同市長は11月22日から29日までギリシャに滞在し、アテネ市での交流イベント「ジャパンウィーク」の三郷市のブースで、同市をPRした。また、同市立彦成中と交流のあるペリステリ市のアブグレア・リナルダーティ中学校の訪問して、三郷市内の小中学生の「読書ゆうびん」を届けた。

 三郷市のブースで、「ガラポン抽選機(取っ手持って回すタイプのくじ)をギリシャの人たちは珍しそうに見ていた」と話す木津市長。「中学校では生徒たちが盛大に見送ってくれるなど、温かい歓迎に感激した」と話す。

 オール三郷のホストタウン推進のため、「三郷市ホストタウン交流実行委員会」も設立された(昨年11月)。五輪を契機とした「三郷市初の国際交流」(同市長)の成果が期待される。


 三郷市の木津市長らに同行したのが、同市のPR大使でプロ和楽器奏者の小林美優さん(19)。

 小林さんは、締結式やアテネ市中心部のシンタグマ広場やコンサートホール「メガロン」などでの「ジャパンウィーク」で、和太鼓や篠笛を披露した。「式典では緊張したが、三郷市の方々に支えられていると改めて実感した」と小林さん。

 特に心に残ったのは、アブグレア・リナルダーティ中学校での交流会だった。

 「篠笛の音色を初めて聞く人も多く、会場は総立ちの拍手喝采で盛り上がった」。演奏を披露した以外にも体験会を開き、児童生徒らに和太鼓をたたいてもらった。小林さんは8分の5の変拍子などに挑戦する子どもたちを「いいリズムよ」とジェスチャーを交えて励ました。

 「海外演奏は何度も軽軽しているが、ギリシャは格別。日本の伝統楽器の和太鼓や篠笛に興味を持ってもらえたことがとてもうれしい」と小林さん。「私も和楽器の持つ音楽の力などで日本の魅力を伝えたい。閉会式の大舞台で締めの演奏をしたいと思った」と話す。ギリシャに関わったことで、小林さんにとっても、2020東京五輪・パラリンピックは、ひときわ輝いて見えるに違いない。
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