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子育ての「支援拠点」開設・窓口一本化の「ほほえみ」

2018.5.21(三郷市)
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 妊娠期から子育て期にわたるまで、切れ目のない支援を行おうと、三郷市はこのほど、同市役所に隣接する健康福祉会館2階に「子育て支援ステーション ほほえみ」を開設した。保育士、保健師、助産師などの“保育コンシェルジェ”が、妊産婦や育児家庭の悩みや心配ごと相談に対応し、子育て世帯に「安心感」を持ってもらうのが狙い。母子の健康面をはじめ、保育サービスや地域の子育て支援情報の提供、プラン作成などの機能を集約した施設は県内初という(同市)。乳児期から就学前まで、長期間の相談機能の“ワンストップサービス”(1か所に集約したサービス)を目指す同市は、「多くの人たちに積極的に利用してほしい」と呼びかけている。

 同ステーションは、従来の同市の「子ども支援課」「健康推進課」「すこやか課」の3課の機能の一部を合わせて、妊娠・出産から子育て期にわたるまで、切れ目のない支援を目指して設置された。

 健康福祉会館2階の一角に新設され、市職員の保育士、保健師、助産師などスタッフ6人が常駐している。

 主な業務は、妊娠の届け出や母子手帳の交付、妊婦健診助成券の交付、妊娠中の面談や状況に合わせた支援プランの作成のほか、妊娠・出産、育児、保育に関する相談やサービスの案内など。

 また、4か月児健診前の赤ちゃんがいるすべての家庭を訪問し、祝福のプレゼントや地域の子育て情報を届ける「乳児家庭全戸訪問(こんにちは赤ちゃん)」を実施する。さらに、未熟児の赤ちゃんの身体測定や育児相談を保健師や助産師が訪問して行う「未熟児訪問」など多岐にわたる。

 こうした支援業務のほか、地域の子育て拠点としての情報提供や、保育サービスの情報提供などを、医療機関はじめ保健所、児童相談所、助産所などと連携して行い、総合的な支援を目指すという。

 相談受付時間は、平日午前9時〜正午、午後1時〜4時までで、土曜・日曜・祝日と年末年始は休み。相談には原則、電話予約が必要だが、窓口が空いていれば、飛び込みでの相談も可能という。

 妊婦健診助成券の交付で訪れていた、同市戸ヶ崎の大貫花衣里子さん(28)は「ワンストップで相談できる場所があるのは、とても助かる。元気な赤ちゃんを産みたい」と話していた。

 同市子ども支援課は「まだまだ模索の段階だが、精査して徐々に精度を高め、子育て世帯の心のよりどころとなるステーションにしたい」としている。

 <問い合わせ>子育て支援ステーション ほほえみTEL930・7827。
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