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演奏中に地震が発生・避難訓練コンサート実施

2018.3.26(三郷市)
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 東日本大震災から7年目を迎えた11日、三郷市文化会館大ホールで「避難訓練コンサート」が開かれ、市民約150人が参加した。

 訓練は、県立三郷北高校吹奏楽部の公演中、震度5強の地震が発生し、1階職員用通用口横の給湯室から出火し、余震の可能性もある―との想定で、「観客や演奏者を屋外に避難誘導する」というもの。

 2曲目の演奏途中、地震を知らせる警報が鳴ると、同館職員が舞台袖から飛び出し、「頭を下げて、姿勢を低く保って」「避難を開始して下さい」と大声で指示し、生徒や観客らを決められた出口から避難させていった。

 参加した同市早稲田の無職女性(42)は「訓練だと分かっていても非常ベルが鳴ると恐怖を感じた。実際に遭遇するとパニックを起こすかも知れないので、職員らの的確な指示を期待したい」と話した。

 同市消防本部の岡田信浩消防2課長は「観客の場合、いすの背もたれよりも姿勢を低くする。舞台上で何も持っていない場合は手を頭上で交差させると、頭への被害を軽減させることができる」と述べ、「避難時は押し合うより、指示に従い、ゆっくりでも確実に避難する方が早い」と講評した。

 三浦勲同館館長は「お客様を入れた訓練は今回が初めて。職員の危機対応能力や、公共の場で災害に遭われた場合の対処法などを学ぼうと開催した。今後も不定期に開催していきたい」と話していた。
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