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「暗算」十段に合格・高州東小3年の篠塚颯太君

2017.8.1(三郷市)
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 三郷市東町の篠塚颯太君(8)(同市立高州東小3年)がこのほど、公益社団法人「全国珠算教育連盟」(本部・京都市)の「暗算」検定で、難関といわれる「十段」を取得した。最年少記録の「7歳1か月」には及ばないが、8歳2か月未満での取得は過去に21人しかいない快挙だ。

 同連盟の十段取得の条件は、かけ算、わり算、みとり算の3種目(1種目40問、各200点満点)を各3分間で解き、すべての種目で190点以上―というのが合格ライン。問題を解き、答えを書くまでのスピードは1問あたり平均4・5秒が必要という。検定後に支部と本部の審査で合否が決まるが、数字が正しく書けていないと減点されるなどハードルが高く、合格率はわずか0・4%。

 颯太君は小学1年の時に6歳8か月で初めて受検した「暗算」検定でいきなり九段を取得。その後も挑戦を続けたが、支部、本部審査で減点となるなど足踏みし、十段挑戦8回目の今年5月の検定で、かけ算195点、わり算は満点の200点、みとり算190点で、減点なしで見事に合格した。同時に7種目で行う「珠算検定」の五段を取得した。

 珠算を始めたきっかけは、5歳上の兄が珠算競技で全国優勝するなどの姿を見て、一緒に近くの珠算塾に通い始めたこと。家でも「そろばんグランプリジャパン」の読み上げ算部門で日本一の経験を持つ、父親の大介さん(41)(鉄道会社社員)が、毎日つきっきりで指導した。宿題を済ませた後、暗算を主に3分間、10分間などのインターバルで問題をこなす訓練を欠かさず、休日には7、8時間も練習した。

 十段位の認定証が届き、満面の笑顔の颯太君は、そろばんを使わない暗算が一番得意で、「問題が速く解けるようになるのが、一番面白い。誰よりも速く解けるようになりたい」と話す。今年は、全関東学年別珠算選手権(9月)、クリスマスカップ(12月)などにも出場して優勝を狙う。

 大介さんは「暗算は私よりも断然速い。総合的なレベルアップを目指し、全国レベルの大会での優勝が今後の目標」という。
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