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ぼくらの「かっぱ公園」だ・吹上小児童が像制作

2017.3.6(三郷市)
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 地域に伝わる民話「かっぱとむらびと」を描いた絵と像が、三郷市戸ヶ崎の公園「吹上児童遊園」に完成し、2月19日、同公園で披露式典が行われた。

 同市戸ヶ崎地区には、沼に住むかっぱの子「でんきち」にまつわる物語が伝えられている。それは―畑の作物を荒らしていたでんきちが、村人に捕まった。しかし、でんきちは謝ることを知らない。村人が袋だたきにしようとすると、母かっぱが出て来て平謝りし、ようやく村人たちに許してもらった。母かっぱは、お礼に日照りでも枯れない不思議な水を村人に贈った―というもの。

 この民話を後世に伝えようと、「戸ヶ崎美郷町会」会長の樋上潔さん(61)が、市立吹上小学校(鈴木昇二校長、児童247人)に呼びかけ、民話にちなんだ絵と像を制作することになった。

 絵は、魚やキュウリを持って動き回るかっぱと、かっぱの親子が涙を流しながら謝っている様子の2枚。3年生たちが昨年の9月から12月にかけて、「総合的な学習の時間」で描いた。また、かっぱの親子像(高さ約60a)は、松島百音さん(12)(6年)の原画を、3年生が樹脂粘土を使って2体制作した。像の制作には樋上さんがアドバイスしたという。

 かっぱの絵はフェンスに取り付けられ、親子像は、吹上小に隣接する同公園(約810平方b)の入り口に設置された。

 披露式典には、松島さんや同小の3年生ら15人が参加。並木一徳・副市長らがテープカットして、“かっぱ公園”、のスタートを祝った。

 松島さんは「かっぱは四角い顔の方が面白いかなと思ってデザインした」と話し、樋上会長は「今後、3年をかけて子どもたちや学校、地域住民と一緒に“かっぱ公園”を作り上げていきたい」と話していた。
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