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「ハードル」に生徒感動・三郷北中で樹原さん朗読

2016.2.16(三郷市)
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 三郷市立北中学校(一之瀬一彦校長、生徒514人)は1月26日、女優の樹原ゆりさんを招いて、「日本一の読書のまち三郷 北中学校 朗読劇公演」を催し、生徒や保護者ら約550人が参加した。  この朗読劇公演は、同校が昨年度の「キャリア教育優良学校」として文部科学大臣賞を受賞したのを記念したもの。同校の鈴木敦教頭が、前任校で行った樹原さんの朗読劇公演が好評だったため、同校でも樹原さんを招いて実施した。

 樹原さんは北海道出身。映画「釣りバカ日誌」(松竹)に出演するなど映画、舞台で活躍する一方、全国や県内各地で朗読会を開いている。  同校で朗読したのは、児童書の「ハードル 真実と勇気の間で」(作・青木和雄、画・木村直代、金の星社)を長編アニメ映画化したものを再度、単行本化した「アニメ版ハードル」(原作・青木和雄、文・吉富多美、金の星社)。  子どもたちを取り巻く環境を考えて、樹原さんが、「大人が変われないのに子どもが変われるはずがない」をテーマに選択したという。「ハードル」は、いじめなどのハードルを自分たちの力で乗り越えていこうとする少年たちの物語。

 朗読劇を聴いた同校2年の長里萌衣さん(13)は「本の絵や映像が無くても、樹原さんの声や表情から、一つひとつの場面が想像できて、聴いていて涙が出そうになるくらい感動した」と話した。朗読した樹原さんは「皆、真剣に聞いてくれたのが分かった。本に込められたメッセージを何かしら感じてもらえたら」と言う。  同日は三郷市の「日本一の読書のまち推進事業」の読書ウィーク(1月24日〜30日)の期間中だっただけに、一之瀬校長は「本物に触れるという意味でも、朗読劇の開催時期としても、とてもよかった」と話している。
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