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恩田さん、被災地寄贈の「合格座布団」語る・北中

2016.1.25(三郷市)
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 三郷市立北中学校(一之瀬一彦校長、生徒514人)はこのほど、市内で「おんだ寝具店」を経営する、同校元PTA副会長の恩田誠一さん(65)を招いて「ふれあい講演会」を開いた。恩田さんは東日本大震災の復興支援に尽力しており、「そのボランティア精神を学び、自分の生き方について考えてほしい」(一之瀬校長)という狙い。  恩田さんは講演会で、東日本大震災の直後の映像を見て、「寝具店を経営する自分に何か出来ることはないか」と市社会福祉協議会の協力を得て、岩手県釜石市立東中学校に「合格成就座布団」を届けたことの経緯などについて語り、当時、同中副校長だった同県大船渡市立日頃市中学校の村上洋子校長とテレビ電話回線をつなぎ、当時の話をしてもらう試みも行った。

 講演を聞いた小俣晴貴君(15)(3年)は「村上校長の自分の命は自分で守り、人のために、前向きに生きろ…という言葉にとても重みを感じた」と話した。  恩田さんは幸手商業高校を卒業後、1969年4月に東京布団技術学院に入学。同時に寝具専門店「よろずや」(東京都北区)に住み込みで働き、71年から父親の立ち上げた寝具店を手伝い、今も守り続けている。昨年10月には知人の戸張義男さん(72)と共に、釜石東中3年生164人に「合格成就座布団」を寄贈している。
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