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老人クラブの高齢者を「模擬患者」に・獨協医大附属看護専門学校

2016.1.18(三郷市)
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 一昨年4月、三郷市立北郷小学校跡地に開校した「獨協医科大学付属看護専門学校三郷校」(林雅敏学校長、学生45人)でこのほど、市内の老人クラブの会員を“模擬患者”に見立てた、介護実習が行われた。
 実習に協力したのは、老人クラブ「睦会」(石渡弘子会長、27人)の杉山君枝さん(76)ら3人。杉山さんたちは、症状の見立てや看護計画作成段階から、学生たちに協力してきた。
 この日のテーマは、看護計画作成後に「発熱してふらつく」症状を見せた杉山さんたちへの対処法として、看護計画が正しいか、修正が必要かを検討すること。
  ポイントなる「水分補給」と「トイレ支援」について、学生たちは2つのグループに分かれ、杉山さんたちを模擬患者として対処法を学んだ。  特に水分補給では、「飲水」だけでなく、発汗状態やベッド周りへ注意をめぐらすことや、患者との信頼関係を築くこと、また、トイレ支援では車いすが必要かどうかなど現場に即した判断の大切さを学んでいた。

 「睦会」の石渡会長(73)は「3人とも入院経験があるが、看護師の卵の人たちと普段病室で接している態度が、看護師さんの勉強になっていると改めて感じた。今後も学生たちのために何か手伝いが出来れば」と話していた。
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