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県「文化ともしび賞」に輝く・わくわく紙芝居「赤とんぼ」

2015.12.7(三郷市)
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 6年前から市内で出前公演を続ける、三郷市の紙芝居ボランティアグループ「わくわく紙芝居赤とんぼ=v(宇津木圭一代表、会員30人)がこのほど、地道な文化活動を続け地域文化の向上に貢献している個人・団体を表彰する、埼玉県主催の今年度の「文化ともしび賞」に選ばれた。また、宇津木代表は個人としても、コミュニティの輪を広げる活動をしている個人・団体を表彰する「第47回シラコバト賞」(11月14日、彩の国コミュニティ協議会主催)も受賞し、W受賞となった。
 11月19日に県知事公館で行われた表彰式で、宇津木代表が上田清司知事から表彰状を受け取った。本紙管内では、ほかに、個人で、川島健司さん(越谷市)、萩原孝二さん(同)も受賞した。
 「赤とんぼ」は、2003年頃から宇津木代表が、一人で福祉施設などを慰問していた活動が母体。戦時中に勤めていた内閣情報局で戦意高揚の紙芝居を各地で上演した経験と、戦後に落語家のマネージャーや焼き鳥チェーン経営などで培った話術を生かした、紙芝居は子どもから高齢者に好評で、出前講演の依頼が相次いだ。そのうち、主婦や定年後のサラリーマンの余暇活動などで「一緒にやりたい」と、仲間も増えた。現在は、市内の保育所や福祉施設、病院など月に約65件の出前公演をこなす。宇津木代表は、外国人向けに「日本の昔話」英語バージョンや東日本大震災の心温まるエピソードをテーマにしたオリジナル作品も手掛ける。
 宇津木代表(89)は「紙芝居は年齢を問わず、楽しんでもらえる。今年、2つも賞を頂けて、地道に続けてきた成果でうれしい。みなさんに喜んでもらえるよう、市内なら、どこでも出かけ、月に100件位までに増やしていきたい」とますます盛んだ。

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