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三郷っ子消防世界に挑む・少年消防クの5人

2015.7.14(三郷市)
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 三郷市少年消防クラブの中学・高校生メンバー5人が、18日から26日まで、ポーランド共和国・オポーレ市で開かれる、「第20回ヨーロッパ青少年消防オリンピック」に日本代表メンバーの一員として参加する。消防の実技をと入れた障害物競走、400bリレーのほか、参加国の歴史・文化にふれあう国際交流イベントだ。今回は国内の4地域から選抜された、少年消防クラブと日本代表チームを組み19日に渡欧する。メンバーは「日本の消防力の高さや規律の素晴らしさを見せて、金メダルを」と意気込んでいる。

 「ヨーロッパ青少年消防オリンピック」は、ヨーロッパ各国を中心とした国際消防組織「CTIF(国際消防救助協会)」が2年に1回、技術向上や消防体制の国際化などを目的に主催している。12歳から16歳の10人で構成したチームが対象で、1か国2チーム出場できる。日本消防協会は、2009年のチェコ大会から代表チームを派遣、今回は20か国が参加予定だ。
 同協会では、今回国内約5000クラブの中から、これまで全国大会出場経験や、全国的にも顕著な活動をしている実績から、三郷少年消防クラブ、日野消防少年団(東京都日野市)、うずしお少年少女消防クラブ(徳島県鳴門市)、伊平屋村少年消防クラブ(沖縄県伊平屋村)を選抜した。三郷少年消防クラブは、2011年4月に発足し、現在小学生から高校生まで86人が在籍しており、消防庁長官表彰や消防団全国大会での消防操法披露などが評価され選抜された。
 三郷のメンバーは、いずれも小学校の時から加入している、大野宣輝君(16)(三郷市立早稲田中出身、草加高校1年)をリーダーに、今野龍一君(15)(三郷市立栄中3年)、岡本基康君(13)(北中2年)、女子メンバーの井友輝(ゆき)さん(14)(同)、阿部華奈さん(13)(栄中2年)の5人で構成している。
 レースは、400bトラックでのリレーと障害物競技。メインの障害物競技は、75bの距離で消防ホースを抱えて走り、途中、障害物を乗り越えながら次々とホースを継いで伸ばし、最後に数種類のロープの結索をし、放水までの準備を完了するリレー方式のタイムレース。動作の機敏さやホースの置き方なども減点方式で採点され優劣を競う。また、交流会で披露する「阿波踊り」も特訓中。
 メンバーたちは、先月、東京消防庁の消防学校で合同訓練に参加したほか、土曜日曜などに本番に向けて日の丸を背負うプレッシャーを感じながらも熱心に練習を重ねている。
 子どもたちを指導する、三郷市消防本部消防総務課消防団係の五十嵐敦主査は「規律重視の日本の消防団の良さを世界でアピールするいいチャンス。同年代の子どもたちと交流して、海外との違いを肌で感じてほしい。無駄のないスムーズな動きが出来ればメダルも狙える」と期待する。
 メンバーの抱負は別掲の通り(敬称略)。
 大野宣輝君「日本代表として恥ずかしくないように日ごろの練習の成果を出し、金メダルを取りたい」
 今野龍一君「日本代表に入れてうれしい。しっかり練習して自分の役割を果たし、いい結果を出したい」
 岡本基康君「礼儀、規律など日本の良さを十分発揮して、メダルを取りたい」
 高井友輝さん「減点ゼロを目標に、正確にミスなくこなし、ぜひ優勝したい」
 阿部華奈さん「自分の仕事を責任もってこなし、次の人にバトンを渡したい」。

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