ニュース

市民連絡会を結成・振り込め詐欺防止などで連携

2015.6.1(三郷市)
ニュース写真
 高齢者らを中心に被害が増加している、振り込め詐欺や悪質商法の被害などを未然に防止するため、三郷市が主催し市民、警察、行政の連携による県内初の「振り込詐欺・悪質商法防止三郷市民連絡会」を5月21日に発足した。
 この日に市役所で開かれた第1回目の会合には、埼玉県、吉川警察署、老人クラブ連合会やシルバー人材センター、民生・児童委員協議会など市内の関係団体、町会・自治会、市役所の計28団体が参加した。はじめに吉川警察署、埼玉県(東部地域振興センター、消費生活センター春日部)、三郷市(交通防犯課、広聴室)から振り込め詐欺・悪質商法の被害状況や被害の未然防止に向けての取り組みについて報告が行われた。
 吉川警察署生活安全課は「管内での昨年1年間の振り込め詐欺件数は27件、被害総額は約5000万円で県内でも多い。被害の防止には、地域全体や家族での会話が大切」と訴え、市広聴室は「消費生活センターで昨年度に受けた相談の421件中、悪質商法に関するものは17件で、契約総額は約4800万円に上る」と報告し、参加者は改めて被害の多さに驚き、被害防止への認識を新たにした。
 質疑では、実際に悪質商法の被害に遭いそうになった体験談をもとに、どう対処したらよいかアドバイスを受けたり、被害防止のため、地域での防犯や消費生活に関する出前講座の実施方法を問うなど、活発な意見が交わされた。また、詐欺犯罪を抑止する機器を開発・販売している事業者3社による、通話自動録音装置や着信拒否装置の機器の実演・紹介も行われた。
 今年度は10月と来年2月に会合を開き、未然防止対策や広報活動方法などを話し合う。また、町会や老人クラブ向けに出前講座の紹介など行う予定。

>戻る