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早稲田小学校が文科大臣表彰・「早寝早起き朝ごはん」活動で

2015.3.23(三郷市)
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 運動や遊びから規則正しい生活リズムをつくろうという、「早寝早起き朝ごはん」全国協議会フォーラム(「早寝早起き朝ごはん」全国協議会主催、文部科学省後援)が12日、国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれ、三郷市立早稲田小(青木健司校長、児童511人)が3年前から取り組んでいる活動で文部科学大臣表彰を受賞した。
 同校では、朝ごはんを食べずに体力が弱くなり、夜更かしで眠たそうに登校する児童が目立つようになったことから、「やる気スイッチON! 朝から元気な早稲田っ子」をキャッチフレーズに、家庭や地域との連携で生活習慣の改善を図ろうと取り組みが始まった。
 メインは、児童が毎朝取り組んでいる、ラジオ体操と朝運動(長縄とびや、ボール投げ、持久走など)で、授業前に毎日、クラス単位などで行っている。排便を促すオリジナルの「おなかすっきり体操」といったユニークな試みも。夏休みには、大学生ボランティアや地域の協力で、毎朝校庭でラジオ体操も実施している。
 長期休暇期間の生活リズムの乱れを防止するため、外での運動をうながし、児童が自らチェックする、「朝食カレンダー」や、「健康カード」(朝ごはんを食べたか、早寝したか、など)なども配布する。栄養教諭や保健教諭の連携による、野菜や米作りなどの食育や体力作りを中心とした健康教育を推進。保護者向けにアンケートの実施や親の学習なども行う。
 これらの成果で、同校は、県体力向上フォーラムで2年連続「体力優良校」表彰を受けた。体力テストでは、6年生は全種目で県平均を大きく上回り、5年生は持久力が飛躍的に伸びたという。給食の食べ残しも減り、市内小中学校で一番、残菜率が少なく、昨年11月は過去最少の1・3%になった。
 冨樫萌さん(6年)は「前は夜更かししていて朝起きられなかったけど、今は早寝をして朝運動しているので体力が強くなった」、千葉小夏さん(同)は「5年生の夏休みは毎日夜更かしして朝辛かった。今は規則正しい生活に慣れた」、永野泰地くん(同)は「持久走で3位になれた。給食もおいしく感じられ残さなくなった」という。
 青木校長は「一日の生活リズムを正しくつくることで、体力、学力ともに目に見えて成果が出ています。今後は、朝食の欠食1%未満を目指し、取り組んでいきたい」と受賞の喜びを語った。

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