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福島県広野町で合唱披露・端木小6年生復興支援で交流

2014.10.27(三郷市)
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 福島県広野町で12日に開かれた「第20回ひろの童謡まつり音楽祭」に三郷市立瑞木小学校(山ア祐子校長・児童318人)の6年生48人と教職員5人の計53人が参加し合唱を披露した。
 三郷市は広野町と「災害時における相互応援に関する協定」を結んでおり、東日本大震災の東京電力福島第一原発事故の際には、瑞沼市民センターに避難所を開設して被災者の受け入れを行い、広野町に市職員を派遣するなどの支援を行った。同市民センターに避難した児童約30人は、近くの瑞木小学校に転入し三郷市の子どもたちと一緒に遊んだり勉強したことが縁で、避難所が閉鎖され広野町に戻ったり各々の移転先に転出した後も、子どもたちの交流が続いている。
 2年前に震災復興を祈って再開された「ひろの童謡まつり音楽祭」には、毎年、瑞木小学校の6年生が参加してきた。20回を迎え記念大会となった今年は、故郷を大事にしようというメッセージを込めて、9月中旬から練習を重ねてきた「んだな!(広野町の童謡)」と「ふるさと」の合唱を披露した。会場では、瑞木小に通っていた広野町の子どもたちも駆けつけて旧交を温めていた。子どもたちは「広野町のみなさんを前にしたら練習の時よりも大きな声が出せた」「私たちの歌で少しでも元気を出してもらえればうれしい」などと感想を話していた。
 まつりの後に広野町の復興の様子を見学した子どもたちは、町職員の説明を聞きながら、自分たちにできることを真剣に考えていたようす。山ア校長は「毎年、参加する子どもたちは違いますが、広野町のようすを知り歌を聞いてもらうことで一緒に元気になれたらと思っています」と話していた。

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