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祭りに「新幹線」が走る・三郷工業技術高校生徒が手作り

2014. 8.12(三郷市)
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 2日、三郷市のピアラシティ交流センターで行われた泉町会夏まつり(川和勝好会長)で、埼玉県立三郷工業技術高校(千代田厚史校長)電気科の生徒が製作した0系新幹線「ひかり号」(3両編成、大人7人乗り)が、祭りに参加した家族らを乗せて走行し、まつりを盛り上げた。
 同校では3年次、5人程度のグループに分かれ課題研究を行う。その一環として並木正則教諭が「ProjectD」(電気科、電車製作)と銘打ち2009年度に初めて生徒達と電車の製作にとりかかった。初年度は電車の形はしておらず、モーターとイスのみという簡素なものだった。2011年度には強化プラスチックで新幹線「ひかり」の形を製作。以後毎年改良を重ねてきた。
 並木教諭は「小さな場所でも走行できるよう直径4bの急なカーブを曲がるようにすることに苦労した」という。今年度はバッテリーを12ボルトから24ボルト仕様にしてパワーアップを図り車両を2両から3両編成にし、また、車体の安定性に努力を重ねてきた。
 「ひかり」は昨年11月、同市商工会主催「商工祭」に出展し話題を呼んだ。川名会長は「(泉町会は)新しい町で子どもが多い。子どもが楽しめるイベントということで依頼した。安全にも気を遣って頂いてすごくよかった」と話す。並木教諭は「地域の人に喜んでもらい、学校を知ってもらうことで地域との連携のひとつになる」という。研究班の班長・渡邉健弥君は「イベントに参加することで利用者に興味を持ってもらうことが自分のやりがいに感じる。自分たちで作った物を喜んでもらえるのはやっぱりうれしい」と家族を乗せて走る手作り新幹線を見る目は誇らしげだった。
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